企画展「棟方志功からの手紙」(12月25日・上田市別所温泉の常楽寺美術館) ★15日「特別イベント」宮崎さゆりさんを講師に「消しゴム版画作りのワークショップ」
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◆石造多宝塔が描かれた手紙



上田市別所温泉の常楽寺美術館は企画展「棟方志功からの手紙」を開いている。
国際的に活躍した版画家、棟方志功(1903~1975)の生誕120年の節目に、棟方が同寺住職を務めた半田孝淳・第256世天台座主(1917~2015)に送った絵手紙4通を公開。
伝教大師を等身大に彫った「立師像の柵(1937年)」など版画6点と、書1点の所蔵作品も展示した。
棟方は群馬県から長野県にかけてのスケッチ旅行の途中で、常楽寺に立ち寄りった。
石造多宝塔を見て「こんな素晴らしい霊場はないから、是非今すぐ戒名をつけてくれ」と懇願したという。
1972年6月12日の手紙は2通あり、1通は戒名の礼と一部を変えたい旨、妻のチヤにも戒名をつけてほしいとの内容。同寺の石造多宝塔の絵が描かれている。
続けて書かれたと思われるもう1通では、妻の戒名について重ねて依頼している。
同館学芸員の中沢徳士さん(63)は「判読することが大変な手紙で、写真を撮って拡大して読み下した。棟方志功と半田孝淳が偶然に出会い、気が通じた瞬間のドラマが石造多宝塔がある寺の裏山であったことに思いを巡らしながら見ていただきたい」と話している。
15日、午前10時から特別イベントとして、上田市の宮崎さゆりさんを講師に「消しゴム版画作りのワークショップ」を開く。
★申し込みが必要。
12月25日まで。
美術館の開館時間は、午前9時から午後4時まで。
入館料、大人500円。
(電話)0268・37・1234(常楽寺)



