東御市内の若年無業者数3倍に・・・困難抱える若者ら。複雑で深刻な状況。<東御市議会3月定例会・一般質問>2024
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東御市議会3月定例会は26日、一般質問初日で6議員が質問を行った。
◆瀬田智之議員は、空き家や特定空き家等の現状、空き家バンク登録件数や契約件数など市の取組の現状と課題、今後の施策について質問した。
◇市は、現時点で市内の空き家は430軒あり、うち特定空き家は4軒であるとした。
また、昨年度の空き家バンクの登録件数は34軒でこのうち16軒が契約となったとした。
今年度は1月末現在で39軒が空き家バンクに登録されており、うち12軒が契約となったと答弁した。
空き家対策の取組みとして市は「空家等対策協議会」を設置し、空き家対策事業を進めているとした。
市内全地区で空き家懇談会を開催したほか、空き家の所有者や空き家になる可能性のある物件を持つ所有者向けの空き家相談会を開催した。
※空き家対策の課題としては
・建物管理の必要性や周辺環境への影響についての認識が希薄であること
・相続放棄などにより所有者の特定に時間を要すること
・所有者の高齢化や維持補修の金銭負担問題などから長期間放置されること
・物件の賃貸や売却方法、相談先が分からず管理が行き届かない中、長期間放置されてしまうことーなどだとした。
空き家対策は発生抑制と空き家の利活用の両面で進める必要があるとして、市内どこでも空き家が発生する可能性を認識して市民それぞれが自分事として考えてほしいとした。
今後も増える可能性がある空き家に対しての取組として、現在実施している空き家リフォーム補助金や空き家を除去した土地の固定資産税の減免なども積極的に講じていきたいとした。
◆このほか、シティプロモーションについて、東部地区小学校給食センター建設について質問した。
◆村山弘子議員は、市の若年無業者の現状と課題について、市内の該当者数、周辺市町村との比較と分析、これまでの市の取組みについて質問した。
◇市は、15~34歳の非労働力人口のうち、家事も通学もしておらず就業を希望していないか、または就業を希望しているが求職活動をしていない者を若年無業者としているとし、令和2年の国勢調査によると市内には107人いるとした。
前回の国勢調査の際は34人であったことから約3倍、全人口当たり2・1%になっている。
近隣市の状況は、上田市が538人で全人口当たり1・9%、佐久市が273人で全人口当たり1・6%、小諸市が137人で全人口当たり2・1%だと答弁した。
現在、市が進める対策としては、東御市社会福祉協議会が生活・就労支援を行う「まいさぽ東御」での相談支援、市の青少年健全育成審議会。ハローワーク等との関係機関との連携した支援体制を行っているとした。
しかしながら、困難を有する子ども・若者が抱える問題は、いじめや不登校、インターネット上の誹謗中傷、SNSに起因する犯罪被害、ひきこもり、貧困、虐待など多岐にわたり、一層複雑かつ深刻な状況となっている。
市の次代を担う青少年が夢と希望を持ち、これからの担い手として主体的に社会参画できるよう関係機関との連携をさらに密にするとした。
また、来年度から始まる「第三次市青少年健全育成計画(令和6年度~令和10年度)」では、現状をふまえ、より東御市らしい施策に絞り、市の基本理念や目指す姿へ向けた市の青少年健全育成を進めたいとした。
◆田中信寿議員は、二地域居住者の現状と市のテレワークやリモートワークへの対応、ビジネスマッチングの場としてのコワーキングスペースの利用状況について質問した。
◇市は、全国で進む人口減少社会の中で、東御市だけが定住人口を増やすのは困難であると認識している。
また、首都圏で行う「移住定住相談会」では、移住希望者は週末のみ、冬期間のみ、子どもの休みの間の移住など現在の生活スタイルをあまり変化させない範囲での移住を望むニーズがある。
二地域居住は関係人口の創出を促し、将来の移住定住人口へつながると考えている。
「テレワーク」や「リモートワーク」への対応としては、平成27年10月にしなの鉄道田中駅近くに東御市商工会が開設した「コワーキングスペースえべ」。 令和4年3月に市が湯の丸高原に設置した「湯の丸テレワーク施設」を整備した。
コワーキングスペースえべやは、1階をコワーキングスペース2階をサテライトオフィスとしている。
利用状況として、現在会員は30社、セミナーなどの開催回数250回、のべ利用人数1300人と利活用されている。
今後もセミナー、講演会、会議等のさらなる利用促進を図り、DXもさらに進めながら魅力ある場づくりを行い、二地域居住の場としての魅力づくりを進めていきたいと答弁した。
◆ほか、再犯防止推進計画について、水田活用の直接支払交付金について質問した。
◇ ◇
◆このほかの質問は
▽西山福恵議員、災害時における市の対応について、投票率向上と投票のしやすい環境の取組について
▽滝澤栄一議員、地域公共交通について
▽山崎康一議員、介護予防事業について、障がい者への支援について



