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上田市の「別所線活性化協議会」が「会合」2024を開く!

テーマ:上田市ニュース

【別所線活性化協議会】

 上田市の「別所線活性化協議会」は、別所温泉あいそめの湯で会合を開いた。
 委員委嘱や脱炭素先行地域などの報告。
 今年度事業も「マイレールチケット」の継続。
 学生と連携した取り組み、関連団体と連携した事業ーなどを決めた。

 同協議会は、従来の活性化イベントを行っていた「別所線電車存続期成同盟会」と、国の補助金計画の審議を行っていた「別所線再生支援協議会」を統合して令和4年に設立。
 「別所線のハード、ソフト施策を一体的に推進するため」の法定協議会。

 冒頭で小相澤隆幸副市長は、別所線が国に認められた脱炭素先行地域の事業の中心になっていることを紹介しながら「別所線への支援は平成16年から令和5年まで約35億円の補助をしている。通勤通学だけでなく、観光客も多く利用しており、年間100万人に利用してもらっている。なくてはならない交通機関」。

 上田電鉄の國枝聡常務は「令和元年の台風とコロナで大きな影響を受けた。昨年度の輸送人員は前年比7・7%増の104万6000人で、4年ぶりに100万人を超えたが、コロナ禍前の水準に遠く及ばない状況。通学定期、普通券、回数券が以前と比べて20%以上の減少が続き、状況は厳しい。人材不足も喫緊の課題。安全安心輸送の確保を維持しつつ、利便性を高め、運営の効率化に努めたい」とそれぞれあいさつ。

 脱炭素先行地域の事業計画は、別所線沿線地区で太陽光発電や大型蓄電池を整備し、再生可能エネルギーで別所線のゼロカーボン運行を実現し、災害時の電力確保にも役立てるもの。このため、協議会委員に環境省中部地方環境事務所・地域脱炭素創生室の新原修一郎室長が加わり「ローカル鉄道と脱炭素を掛け合わせたプロジェクトで、全国的にも先進的なモデル性の高い取り組み。他の地域にとってもお手本となり得る期待も込めて選ばれた。国策として応援したい」と語った。

◆令和5年度の安全輸送の整備報告では
 神畑から大学前で硬頭レールへの交換
 三好町から赤坂上のコンクリート枕木化
 踏切保安設備更新
 変電所設備更新
 千曲川橋梁の橋脚補強
   ーなど4億1758万円。

 QRコード決済実証実験では、3月に普通回数券とスマホ定期券が「Ticket QR」に移行したことで利用率向上が期待されている。
 輸送人員は定期外51万1000人、定期が53万5000人だった。

★令和5年度事業では
 長野大学や上田女子短期大学の学生などと連携した「ワーキング会議」で、活性化のための検討。
 利用促進グッズやイベントグッズの制作
 ふるさと納税キャンペーン
 SNSを活用したイベントなどどの情報発信
 夏休みキッズパス事業
     ーなどを承認した。