ニュースの力で地域を良くする新聞社
東信ジャーナル

新聞購読のお申込みお問い合わせ

◇おことわり/催し等は新型コロナウイルス感染症対策のため中止または延期の場合がございますので主催者等にご確認ください。

上田市の新教育長、酒井秀樹さん (64)= 上田市大屋= 「学び合う楽しさ 感じる空間づくりに力」

テーマ:上田市ニュース

 4月29日から上田市の教育長に、元上田市立第二中学校長で上田市大屋の酒井秀樹さん(64)が就任した。
 
 酒井さんは信州大学教育学部卒。
 茅野市や大町市、上田市などの中学校や、上田市や安曇野市の小学校に勤務。
 教育事務所の指導主事や学校教育課長などを歴任。
 箕輪中、上田二中で校長を務めた。
 地元では副自治会長を担っている。

 教育長に着任し、上田市での社会教育の活発さを実感し、上田の底力の強さのようなものを感じたという。

 抱負として「『学ぶ』は『まねぶ』、魅力のある人や両親、先生などの真似をしてみたい|が学ぶの語源。大人も子どもも、学ぶことは、『より良いものを求め、より良い生き方をしてみたい』と、ひたむきに自分の生活に向き合うこと。大人のそんな誠実な生き様が、自分も同じようにしてみたいと思う子どもの憧れにつながる。学び合う、ひたむきになる気持ちを認め合う社会ができれば良いと思う。教育行政に携わる一人として、学び合うことが楽しいと感じる空間をつくるお手伝いができれば」と語る。

 学校教育については「子どもたちは、目的を理解し、方向が分かった時、目を輝かせてひたむきに取り組む。その姿を捉えられる先生であってほしい。子どものひたむきさと、先生の分かってもらいたいというひたむきな授業の工夫が、学校の中で響き合うような学校づくりができれば良いと思っている。子どもたちには、お互いのひたむきさを認め合えるようになってほしい」。

 さまざまな教育の課題に対しては、現場に寄り添いながら”子どもにとって効果的で、教員には取り組みやすい方法”を模索し、より良い改善につなげる方針だ。

 座右の銘は「和顔愛語(和やかな表情で相手の側に立った温かな言葉を話す)」。
 ノートの表紙に筆で記している。
 この言葉は、最初に受け持った学級での経験から得たもの。
 「和顔愛語」が書かれたノートの裏には「ひたむきさ」が現れた子どもの写真を張り付けている。
 子どものひたむきさ、輝きに出会うのが教員の楽しさだという。

 趣味は寺院を巡って仏像の鑑賞。
 仏像と向き合うことで、静かな時間の流れを感じていることが心地よいとしている。