上田市の塩田公民館が「第34回 塩田地区青少年育成推進大会」を開く!
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上田市の塩田公民館は「第34回 塩田地区青少年育成推進大会」を、同公民館で開いた。
今年は「子どもとの多様な関わり方を学ぶ」をテーマにした大会。
塩田地域で青少年育成に関わる分館や学校PTAなど多くの人が出席。
活動発表では、塩田中学校地域学校協働活動運営委員会「(通称)しおだっ子応援団」の活動について団長の大口義明さん。
講演は、小諸市の県動物愛護センター・バローアニマルの獣医師、松澤淑美さんによる「動物が人を癒すメカニズム~動物から学ぶアタッチメント~」。
大口さんは、しおだっ子応援団の60人が学習、環境整備、行事、スポーツ・文化の4分野で行う支援を紹介。
昨年度の学習支援は99日行い、夏休みも指導。
ため池など地域の学習もサポート。
環境整備では、苗づくりから行う花壇の作業を多くの写真を交えて説明、女性団員の活躍ぶりも紹介。
クリスマスに向けたリースづくり、卒業生用のパンジーづくりなど、年間を通して生徒を応援する活動。
逆に生徒からのプレゼントをもらったことも報告。
「生徒を支援するつもりが、生徒からたくさんの感動をもらった。活動を行ってきた18年間はたいへん充実した時間で、生徒に感謝したい」と語った。
松澤さんは、犬や猫から受ける癒しのメカニズムなどや、ハローアニマルで行う医療行為「動物介在療法」。
動物の生存のために安全と安心をつくる物理的な接触のアタッチメントやストレス反応について解説。
「アタッチメントがあって安心安全の土台ができ、3カ月ぐらいまでの社会化期に優しい体験など良い体験をすることで社会性が身に付くが、これが抜け落ちると、動物たちは挑戦するなどができなくなり、怖がりで外に出て行けなくなる。幼少期のアタッチメントと社会化期が一生に関わる大事なものになる」。
「ストレスシステムが発動して、闘うか逃げるかの行動になるが、強すぎるストレスは脳幹でブレーカーが落ちるかのようにシャットダウンする。闘うことも逃げることもできないと停止になる。動物の実験だと、仮死状態まで心拍が落ちる。肉食動物に捕食される時は苦痛なく死んでゆく不動化システムが発動する。全ての脊椎動物で、ストレス反応は命を守る大事なもの。ストレスがかかった時にドキドキするのは悪いことではなく、それは大丈夫という学習を積み重ねることを子どもたちに伝えたいが、不動化システムが発動する前にストレスから逃げることも伝えたい」と語った。
「動物から学べることは、アタッチメントが大事だということと、その上で学習をする、安全な体験をたくさんさせることがとても重要」とした。社会化期がつくれなかった動物でも時間をかけて学習し直せば大丈夫だとも語った。



