上田福祉事業支援友の会理事長、宮木 陽子さん=上田市中野= ☆「誰もが未来を想像できる社会であり、優しい気持ちで全てを循環できる社会に」
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「「NPO法人上田福祉事業支援友の会」を令和4年に立ち上げ、理事長を努める上田市中野の宮木陽子さん(48)。
「誰もが未来を想像できる社会であり、優しい気持ちで全てを循環できる社会に」ーという理念を掲げている。
同事業の手始めとして上田市手塚で椎茸栽培をしていた関沢信彦さん夫妻が高齢化と収入減のため廃業を決断せざるを得なくなった。
「長い間頑張って栽培してきた素晴らしい椎茸を世の中からなくしてしまうのはもったいない」と宮木さんは事業承継を申し出た。
関沢さん夫妻が栽培した椎茸は「一品入魂」という商品名。笠の大きさが13㎝~15㎝と大きく、肉厚でジューシー。贈答用や県外のホテル、市内のレストランなどで使っている。
椎茸は現在、スタッフが関沢さんから指導を受け栽培している。
宮木さんは椎茸農家の現状から、農業は福祉同様弱い業界、農業と福祉を共存させる「農福連携事業」にしようと思った。
現在、椎茸農園で栽培した普通サイズの椎茸を同友の会のB型就労施設「ほたるの仕事場」に持ち込み、袋詰めの作業が利用者の仕事となった。
また、近年、高齢化と人手不足で農業が危機的な状況に「農業を若者が興味をもって取り組める仕組みとして近未来農業を目指したい」と考えるようになった。そんな折、長野大学の学生のなかに農業に関心を持っている人がいることを知り早速、ニンニクの栽培に挑戦してもらうことになった。
宮木さんは「農業をやめたい人と若者が協力することで農業を継続することができる」ことを期待し、新たな挑戦を始めた。



