ニュースの力で地域を良くする新聞社
東信ジャーナル

新聞購読のお申込みお問い合わせ

◇おことわり/催し等は新型コロナウイルス感染症対策のため中止または延期の場合がございますので主催者等にご確認ください。

「まちお菓子でまちおこし」 (11月4日まで・上田市の池波正太郎真田太平記館) ☆池波作品にみる菓子、召し上がれ! ★上田市商店会連合会 

テーマ:上田市ニュース

【うさぎ饅頭】
【ホットケーキ】
【最中】
【どら焼き】
【揚げまんじゅう】

 上田市商店会連合会は、原町の池波正太郎真田太平記館で池波作品にみる菓子を提供するイベント「まちお菓子でまちおこし」を同館併設喫茶と、各菓子店で11月4日まで行う。
 同企画は、上田情報ビジネス専門学校の学生が提案した。

 学生提案は、上田市商店会連合会が池波正太郎生誕100年、池波正太郎真田太平記館25周年を記念して進めている「今後の商売を考えるプロジェクト」で協力を得たもの。

 学生は、池波作品などを学習した上で、4人から5人ずつの5チームを編成し、商店街などを調査研究。

 店や商店街を活性化する企画を研究して発表した。
 大きく分けて6種類提案があり、その中に「まちおかしでまちおこし」があり、その提案から今回の事業化に至った。

 学生の提案は、商店街に多い「和菓子店」に着目し、和菓子作り体験や真田にちなんだパンやねりきりを販売する「真田菓子フェス」。
 池波氏の誕生日にちなみ「毎月25日は和菓子の日!」として低価格で販売する
      ーなどの内容だった。

 今回、実際に行う「まちお菓子でまちおこし」では、「真田太平記」「鬼平犯科帳」「むかしの味」「散歩のとき何か食べたくなって」の5作品に登場する菓子をピックアップ。
 市内菓子店から同様の菓子を仕入れて太平記館併設の喫茶「ル・パスタン」で販売する。

★販売する菓子は
 ▽「うさぎ饅頭」販売日 12日、13日、14日
 ▽「どら焼き」販売日 19日、20日
 ▽「最中」販売日 26日、27日
 ▽「揚げまんじゅう」販売日 11月2日、3日、4日
                   ーの週替わり。

 菓子店からの品以外に「ホットケーキ」は同館喫茶メニューにあることから、ホットケーキセットは常時食べられる。
 「栗ぜんざい」は、同館喫茶での提供が難しいため、天神の甘味処「雪屋Conco」の協力で期間中に販売する予定。

 「うさぎ饅頭」は原町の御菓子処千野の協力でこのイベントオリジナルで赤い目がかわいらしい品。
 「どら焼き」は馬場町の玉喜屋でボリュームある食べ応えある品。
 「最中」は柳町の柳町屋でリンゴあんが特徴的な品。
 「揚げまんじゅう」は別所温泉の鎌原まんぢゅうで厄除招福饅頭を揚げた品。それぞれの店でも販売する予定。   

 商店会連合会事務局の今井裕さんは「学生からいただいた提案を具現化して事業展開しようと、お菓子の紹介とまちの活性化を目的に企画した。令和6年は『真田太平記』の週刊誌連載開始50周年でもあるので、その記念も含めて事業展開したい」と語る。

 同館の山口明海・館長は「作品を読んで出てくるお菓子は食べたくなるし、逆にこの企画で菓子が登場する作品を読みたいと思ってもらえれば、世界が広がる。今は全国でおいしいお菓子が食べられるが、庶民がお菓子を食べられるようになったのは、江戸の1700年代。平和になって砂糖が手に入ることで菓子文化が花開き、その当時に広まった菓子の文化が続き、私たちは今も食べることで笑顔になる。菓子から平和にも思いがつながり、幸せを感じることができる。食べながら小説を読んでもらい、観光客に市内の菓子店を知ってもらう契機になれば」と話していた。