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「電動アシスト自転車(E-バイク)」による初の「サイクリングコースの試走」が行われる! ☆青木村と上田市のエリアを巡る。 ★長野県上田地域振興局

テーマ:上田市ニュース

【道の駅あおき付近からの出発】
【狭く急坂でも進めるE-バイクならではの楽しみ】
【意見交換会】

 長野県上田地域振興局は「電動アシスト自転車(E-バイク)」による青木村と上田市のエリアを巡る「サイクリングコースの試走」を初めて行った。
 この取り組みは、上小地域観光戦略会議で「サイクルツーリズムの推進」を検討していることから企画した。

 県内のサイクルツーリズムは、官民連携オール長野の体制で「Japan Alps Cycling Road(JACR)プロジェクト」が令和元年に立ち上がりった。
「JACRルートが昨年決まり(本紙関係分では、ほぼ千曲川に沿ったルートになっている)」、総延長は878㎞。

 県ではJACRブランドを構築。
国内外からサイクリストや観光客を誘客、長期滞在につなげようと、基盤づくりを進めている。

 東信でも小諸市などで自転車による地域の事業として以前から盛り上がりがある。 
 松本市では、定着したヒルクライムなどのイベントから、子ども乗せ電動アシスト自転車購入補助金、道路環境などまちづくりにも以前から自転車が組み込まれている。

 一方、上田市ではショップや地域のスポーツクラブによるイベント、シェアサイクル事業を展開している。
 しかし、サイクルツーリズムを地域で盛り上げている状況には至っていない。
 周辺地域から遅れた状態になっている。

 上小地域観光戦略会議では昨年、事業者・有識者も入った「サイクルツーリズム分科会」をつくり、具体的な取り組みにつなげることを目指している。
 一般参加のイベントを行う前に、試験的にコースをつくり、関係者で試走して体験して感じたことを今後に役立てようと企画した。

 コースは青木村の協力で設定し、道の駅あおきから大法寺、東昌寺、岡城跡、仁古田飛行機製造地下工場跡、日吉神社、五輪塔、マサオキベーカリーなどを巡る約22km。

 参加者は、分科会の関係者や自転車関係事業者ら17人、3グループに分かれた。
 グループのリーダーは、事業者やクラブで活動している「大鹿真治さん(ベレーニョ)」「飛松巌さん(長元坊バイシクルツアーズ)」「高津宣夫さん(うえだミックスポーツクラブ)」の3人。

 電動アシスト自転車は自前で持っている人以外は、青木村と長和町の観光協会で貸し出しているもの中から14台を使用した。

 道の駅に戻って意見交換を行った
 ★参加者からは
  ▽歴史や自然、パンなどのテーマ別でコースを追加しても良い。山城でもE-バイクならいけるかもしれない
  ▽歴史のガイドなど学びもあってよかった
  ▽スポーツタイプのE-バイクは上り坂も苦にならなかった。バイクのタイプで乗り心地が違うので、ツアーではバイクを同じタイプに統一した方がよい
  ▽小グループで巡るのが良かった。小回りがきくツアーが設定できる
  ▽都会の方は農道、田舎道に魅力を感じるので、今回のコースは良かった
  ▽安心して走るためにコースのアップダウンが分かるものがあると良い
  ▽初めてE-バイクに乗ってみて、峠道にも行きたいと感じた
  ▽ガイドがあることで魅力が倍増することが感じられた
  ▽観光目的地となるために、さまざまなタイプのE-バイクを準備することで、市街地から自然まで楽しめる拠点になるのでは
              -など声があった。

★グループのリーダーからは
 ▽自転車は生涯スポーツになる。長野県はさまざまなコース設定ができるのが魅力
 ▽地域の人が安心して自転車に親しめよう環境を整え、自転車で楽しむことが日常の姿になると、訪れた人も体験したくなる
 ▽景色が良いコース。E-バイクは重量があり、下り坂は技術が必要になるので注意が必要
 ▽浦野川沿いは田園風景を眺めながら走れる良いコース
             -などの意見があった。 

 14日には上田市街地での試走会も企画している。
 試走を行うことで「さらにコースなどを検討するのか」「一般向けイベントを開催するのか」を、今後決めたいとしている。