上田市の塩田西小学校の児童が「東日本大震災被災地の小学生が現地で採集したコナラやミズナラの種」をペットボトルで作った植木鉢に植える!
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東日本大震災で津波の被害を受けた宮城県南部の海岸防災林や里山を再生しよう-。
上田市山田の市立塩田西小学校3年生32人は「被災地の小学生が現地で採集したコナラやミズナラの種」をペットボトルで作った植木鉢に植えた。
長野大学環境ツーリズム学部の高橋一秋教授(54)の呼びかけで2013年から取り組む「たねぷろじぇくと(被災地里山救済・地域性苗木生産・植栽プロジェクト)」の一環。
高橋教授と学生13人が同校を訪問し、大きくつやつやしていて穴がない一番元気なドングリを選ぶ「ベスト・オブ・ドングリ」のゲームなどをして交流。
児童は学生に教わりながら、ペットボトルの植木鉢に土を入れて人差し指で穴を空け、コナラとミズナラの種を置いてそっと土をかけた。
浅地明香里さんは「大きく育ってほしいと願いながら植えました」。田村優奈さんは「頑張ってできることをやって、山元町の自然を守りたい」と話していた。
塩田西小学校では3年生が「種をまき」、4年生が「水やり」などの世話をして、5年生の有志が現地で開かれる「植樹祭」に参加して苗木を植える。
この日は、5年生がこれまで育ててきたドングリの苗木7本を、11月の植樹祭に参加する学生に手渡す「苗木の見送り会」も行った。
長野大学環境ツーリズム学部3年の福田ららさんは「ドングリにも種類があると知って、子どもたちがドングリを見る目が変わるかも。わたしも大きなプロジェクトに関わっているワクワク感があります」。
高橋教授は「力を合わせれば難しい目標でも達成できる。この活動を通じて学生は1人ひとり確実に成長しているという手応えはある」と力を込めた。



