「(続)叶うのか、七つ櫓の復元ー上田城の古写真とその撮影者とは」と題した「秋季企画展」(12月10日まで・上田市立博物館) ★展示解説は、17日。 ★記念講演会は、30日。
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上田市二の丸の市立博物館は「(続)叶うのか、七つ櫓の復元ー上田城の古写真とその撮影者とは」と題した「秋季企画展」を開いている。
上田市は、かつて上田城に存在した七つ櫓の復元に取り組んでおり、昨年7月から懸賞金を掛けて古写真などの史料収集に努めている。
今展では幕末から明治にかけて活躍した上田の写真師の足跡をたどり、懸賞金事業で新たに見つかった史料を紹介した。
明治11(1878)年に撮影された「上田城本丸東虎口跡」(同館所蔵)は、現在確認できる上田城の写真としては最古のもの。
名刺判で右下に「上田城」、左下に「信濃国上田連歌町陽明堂大石良義写」と記されている。
上田城は、明治6年に廃城となり土地や建物が払い下げられて同8年ころから櫓などの解体が始まったとされている。
この写真を見るとすでに1棟の櫓が解体されてなくなっている。
宮内庁書陵部が保管している明治11年の明治天皇巡幸時に献上された写真帖「北陸東海両道写真」にも同じ写真がつづられている。
今展では他藩に先んじて写真術を取り入れた上田藩主、松平忠礼(1850~1995)や写真の研究に関わった藩士の大野木左門、史生(ししょう)の田中鼎三、明治時代に商業写真師として活躍した大石良義や娘婿、信の足跡を紹介した。
別館1階には昭和35年に上田公会堂で開かれた「成人式」や、同38年に本丸堀で催された中学生の釣り大会など市民公園としての賑わいを伝える写真を並べた。
市は櫓の復元につながる古写真などは見つかっていないとして、更なる情報提供を呼びかけている。
展示解説は、17日午前10時半からと午後1時半。
記念講演会は、30日午後1時半から信濃国分寺資料館。 櫓復元推進室の和根崎剛室長が「明治・大正期の上田の写真師たち」と題して講演する。
12月10日まで。
開館時間は午前9時から午後5時まで。
水曜日休館。
入館料一般300円。
(電話)0268・22・1274(同館)



