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<長和町議会12月定例会・一般質問内容>2024 ☆「機構改革」で人口減などに対応! ☆新たに「移住定住係」を設置。

テーマ:長和町ニュース

 長和町議会12月定例会は9日、1日目の一般質問を行い6議員が登壇した。

 ◆渡辺久人議員は10月1日に行った町の機構改革について質問。
 ◇羽田健一郎町長は「今回の機構改革は人口減への対応、子育て支援の充実、特色ある政策立案の強化への対応、職員数への対応、相談しやすく働きやすい課の統合という5つの考え方で行った」とし、移住定住係の新設については「空き家対策、空き家バンクなどの移住定住に関わる業務を1つの課で実施し、移住定住施策を進めていきたい」と答えた。

 ◆原田恵召議員は一人3000円の福祉灯油を実施したらどうかと提案。
 ◇羽田町長は「国の低所得者対策対象者以外の町内世帯は1359世帯で522万円の予算が必要になる」とし、「財源が苦しいので町単独事業では厳しい」との考えを示した。

 ◆荻野友一議員は長和町スポーツコミッションについて質問。「しっかりとした法人格の組織にして継続的な事業ができるよう努力を望む」とも述べた。
 ◇町側は「令和6年度スポーツ省に申請したトレイル事業再構築事業を企画委員会で再検討。再度申請するための準備を進めている。都市部の企業向け事業として森林セラピー等含む森林サービス事業はグリーンツーリズム事業を含め定期的な企画委員会を開催。組織事業の再構築を目指す」。
 「レンタサイクルについて利用者から好評を得たので継続したい。雪板誘致事業は㈱マウント長和が全面的に協力。ゲレンデ内に設置し、客から好評。連携し共同での事業を考えている」。
 ◆また、荻野議員は人口減少、関係人口の創出について質問。プロガイドの育成や地域おこし協力隊の卒業後のバックアップも求めた。
 ◇羽田町長は「4月に民間組織である『人口戦略会議』が1729の自治体のうち744自治体が消滅の可能性があると公表。県下77市町村のうち26市町村が該当するという。長和町も26市町村の中に入っている。町は少子化対策に重点を置いてきたが、10月の機構改革に伴い新たに移住定住係を設置。移住施策にも力を入れ、持続可能な長和町にしたい」。
 長和町を知ってもらうための動画配信は効果的ではの質問に町側は「雲海がきれいだとSNSで注目された。今年10月早朝、美ヶ原のふるさと館駐車場の利用者にアンケート調査した。観光施策の重要な調査となった」。
 関係人口について「複数の大学と連携。学生を中心に町との関係を深めていきたい」。
 
 ◆羽田公夫議員は小中児童・学生の登校拒否問題について質問。
 ◇町内の義務教育で登校拒否児童生徒の実態について町側は「長和町には登校拒否の児童生徒は小中学校合わせて9人。家庭で過ごしている場合世話をする人は祖父母や父母いずれかが家にいる」。
 不登校の児童生徒の学習環境については「小中学校児童生徒とも個別の教室を確保。保健室、校長室、職員室、児童館、保健センターなどを利用。心の平穏が得られるよう取り組んでいる」。
 中間教室の設置について「個別教室、支援学級などその子に合わせた居場所づくりを確保している。終日学校にいられない児童には給食だけ、好きな教科だけという配慮もしている。リモートの授業対応も行っている。このような場合は登校日として扱っている。個別教室が中間教室の役割を果たしている」。

 ◆阿部由紀子議員は自主防災組織の現状とペット避難について質問。「コロナ禍で中止になっていた町民運動会を復活し、競技のなかに防災訓練要素を含め、楽しみながら防災知識を学ぶ。より多くの町民が関心を持ちやすくなる。町民運動会と防災イベントの融合」を提案。
 ペット避難については「ペットと共に避難する場所が無い場合、避難を躊躇する場合がある。ペットと共に避難する場所の整備が災害時には重要。避難できるスペースの確保、仕組みづくりが大切」とし「ペットの避難場所情報がグーグルマップで共有できるので町のHPや観光の情報にペット避難のページを作りQRコードを張っておくのも良い」と提案した。

☆このほかの質問は
 ▽田福光規議員は森林環境税及び森林環境譲与税とその活用、町直営別荘地における危険木の除去
 ▽渡辺議員は令和7年度長和町予算基本方針
 ▽原田議員は財産区選挙に供託金が始まった理由、立岩呑入地区の開発、長久保交差点(信号)横の公園に一里塚を
 ▽羽田議員は通学路の環境整備、管理のあり方や町道の管理
 ▽阿部議員は長和町における共生社会の現状と未来、和田小学校、小規模特認校制度の状況─など。