<東御市議会12月定例会・一般質問>2024 ☆刀剣展に1万人以上の来館者「刀鍛冶の里東御を広く発信」
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東御市議会12月定例会は13日、一般質問2日目で6議員が質問した。
◆斉藤哲議員は、市発足20周年記念事業の刀剣振興事業の成果について、その成果や来館者の傾向と今後の事業展開について質問した。
◇市は、市発足20周年記念事業の刀剣振興の成果について9月14日から11月24日までの2カ月の開催期間中の刀剣展来館者は1万465人で一日平均170人、1000部作製した図録も最終日前に完売した。また、宮入刀匠と広島県福山市のふくやま美術館の原田一敏館長とのギャラリートークも500人余が聞き、刀剣乱舞ONLINEとのコラボレーションも好評だったとした。
来館者の傾向としては、市外からが7割を占め10代から40代の女性が9割を占めるという状況であった。会場の梅梅野記念絵画館ふれあい館までのアクセスを想定し、八重原グランドの開放やしなの鉄道田中駅から一日4本のラッピングバスを走らせた。バスに関しては、海野宿も経由する周遊ルートとしたことで多くのSNS投稿で刀剣と海野宿の佇まいが良く合っているとの発信があった。
また、253人の回答があったアンケート結果でもほぼ全員から展示会の内容について好印象が裏付けられた。この展示会の開催により、今までほとんど知られていなかった刀鍛冶の里東御を広く発信できたとした。
今後の事業展開としては、市が所蔵する山浦、宮入刀匠などを刀剣の展示によりプロモーションを進め、刀剣から刀工にもスポットをあて、この文化を育んだ背景となる市の古墳時代から現在につながる時代考証を進めたいとした。そして刀匠の仕事を体験できるようなワークショップも計画していきたいとした。
◆大塚博文議員は、交通システム運行状況について交通システム運行費補助金が定時定路線バスとデマンド交通それぞれの配分とデマンド交通の運行目的と想定する利用者とその比率、運行日や時間、利用料金AI導入後のタクシー運行との違いについて質問した。
◇市は、昨年度の交通システム運行費補助額は8429万円であり、運行経費から乗車料金を差し引いた額に補助金を出しているとし、その割合は定時定路線バスが43・5%、デマンド交通が56・5%であり、市としては年間補助額を7000万円と想定しているとした。またこの補助金については、国の補助要件に該当しないため、運行経費の8割が国からの特別地方交付税対象となっている。
運行目的は、平日の昼間に運転免許を持たない高齢者や児童生徒、観光客などの移動のためである。利用者の年齢は60歳以上が全体の86%を占める。利用比率も2度以上が約86%となっている。年間利用者数は1万9000人余で事業開始後20年を経過して減少傾向となっている。運行日や時間は土日祝日を除く平日8時30分から16時30分で、利用料金は一回につき300円である。
AI導入による運行管理でタクシーとの違いは、デマンド交通は乗り合いでタクシーは貸し切りであること。AIは最適な配車計画による大型ワゴン車による乗り合いで運行している。利用者の事前登録と乗車予約、乗車に際して利用者は安全な場所で移動する必要があること。現在、8台の大型ワゴン車で運行しており、乗車の人数は2人以上の利用が25%、1人の乗車が80%となっている。市内のタクシー会社は2社から現在は1社になっており、タクシー事業を圧迫しないよう利用時間を限定しているが、一方で利用時間が限定され、利用範囲も市内に限定されていることを不満に感じる利用者が57・8%いる。今後、実績や利用者ニーズを把握しながら利用しやすい交通体系を構築したいと回答した。
◆大谷真宙議員は、首都圏における東御市のシティプロモーション事業について市側の施策を質問した。
◇市は、株式会社地域ブランド総合研究所による市の知名度は、一昨年度度983位、昨年度は962位と以前かなり下位にあることから、シティプロモーション戦略に基づき、首都圏におけるシティプロモーション計画に基づき、今年度からPRタイムス社にシティプロモーションを依頼している。これにより、首都圏を始め各種SNSなどで市の情報発信を継続して行っている。9月から11月に市政発足20周年記念として開催した刀剣展は刀剣乱舞ONLINEとのコラボレーションなども発信したことで結果として1万人を超える来場者を達成し、一時期ポータルサイト最大手のヤフージャパンの検索ランキングで1位となったり、X(旧ツイッター)などで開催前に想定以上の投稿があった。
現在、新宿マルイで開催中の市の物産展や銀座NAGANOでの移住相談会や市ふるさと大使の俳優丸山智己氏のトークイベントなどを積極的に展開、ふるさと納税や移住者のほとんどが首都圏であることから今後も市の知名度を上げていきたいと答弁した。
◆ほか、市議会議員一般選挙について質問した。
☆このほかの質問は
▽滝澤栄一議員 全国学力・学習状況調査、野生鳥獣被害
▽窪田俊介議員 木質バイオマス発電、自治体職員の確保、物価高騰対策
▽市毛真弓議員 教育行政、御堂地域活用構想



