ニュースの力で地域を良くする新聞社
東信ジャーナル

新聞購読のお申込みお問い合わせ

◇おことわり/催し等は新型コロナウイルス感染症対策のため中止または延期の場合がございますので主催者等にご確認ください。

上田市別所温泉で節分行事の日に「音楽ライブイベント」を行う! ☆国宝・八角三重塔が鎮座する安楽寺で  

テーマ:上田市ニュース

【常楽寺で勤続60年の表彰を受けた箱田さん】

◆お練り

【賀来さん】
【月影さん】

◆安楽寺本堂内でのライブ
  熱唱する竹本さん

 上田市別所温泉では3日、国宝・八角三重塔が鎮座する安楽寺で「音楽ライブイベント」が開かれた。
 節分行事で常楽寺・北向観音の「北向山節分会追儺式」で知られるが”もう一つの行事”として行った。

 地域の名所古刹として知られる常楽寺と安楽寺の同日イベントとして、ダブルの「楽」しい日になるとして注目を集めそうだ。 

 北向山節分会で、常楽寺からの参加者は、福ますや記念品などの贈呈、祈祷が受けられ、ゲストによる抽選会への参加などさまざまな特典がある。

 年男や年女ではなく「福男」「福女」として事前に募集。

 常楽寺で行った法楽・表彰式で、石川賢明・副住職は「鬼についての解説や鬼門」「丑寅の方角と対をなす裏鬼門の西南・未申付近の干支の動物が『桃太郎』で登場する犬、猿、鳥になっているという話し」-などをしながら「立春でリセットして新らたな気持ちで、皆さんが良い年になるよう願っている」とあいさつ。

 今回の表彰式では、手塚の箱田勝男さん(83)が、これまでに111回の歴史の中で、2人目だという参加を続けて「勤続60年の表彰」を受けた。

 箱田さんは「近所のおじさんからこの節分会を紹介され、その時に年男だった。昭和41年、丙午、厄除けの気持ちで参加したのが契機。観音様のご加護で今日まで健康で、年に1回、60年勤続させてもらった。信仰を持って70年になるよう続けたい」と喜び、特別な記念品も贈られた。

 表彰者は勤続50年、40年など13人が受賞したが、なかには「赤鬼様」も表彰を受けた。
 赤鬼は、お練り行列の赤鬼役を45年務めている齋藤善哉さんで、赤鬼姿で表彰を受けたことから開場が盛り上がった。

 抽選会では「国産牛食べ比べ重箱2段」などを俳優の賀来千香子さんらが「私も食べたい」と話しながら抽選を行い、参加者に目録が贈られ、ワクワク楽しい一時を過ごした。

 表彰式後には常楽寺から「お練り」が出発。
 途中、七苦離地蔵堂で僧侶が読経を行いながら、ゆっくりと北向観音堂に進んだ。
 沿道に集まった人に豆などを配布。
 ゲストには握手など要望が多いことから、大勢の場合は「一列に並んで」とスタッフから指示が出るほど。
 豆まき会場に行く前に、袋いっぱいの菓子をもらった子どももいた。

 北向観音堂では、長い特設ステージに七福神からゲスト、僧侶、表彰者らが登壇。子どもは前の方に来て集まった大勢が豆などの「福」を受け取っていた。

◇ ◇

 安楽寺でのライブは、別所温泉観光協会の主催。
 今年で2回目。
 節分会のゲストとしても訪れた、シンガーソングライターで別所温泉アンバサダーの竹本孝之さんが、昨年から好意で節分会が終わった夕方に、安楽寺本堂内で「無料ライブ(気持ちのお金は安楽寺に寄付するチャリティ)」の「OTERA LIVE MUSIC」が開かれた。

 ライブについて山田圓淳会長は「竹本さんが別所温泉アンダサバーになる以前、別所温泉を訪れてもらった時、竹本さんへライブができるかどうかお聞きし、快諾を得ていた。節分会に来てもらっていたので、別所温泉で常楽寺・北向観音だけでなく、名所になっている安楽寺で開催することになった。地元の人と旅行のお客さんも参加できる時間にし、1時間ほどのライブを行ってもらっている」と話す。

 なかなか体験できない歴史ある本堂でのライブに、ギターを抱えた竹本さんは「前回、初めてここでライブをして、一年は早い。この時間、お寺でライブなので寒いと思っていたが、暖房で暑かった。お寺さんに多くの人が集まる地域にしたい。昔の寺子屋からはじまり、地域の子どもが飛び回って遊んだ場所だったが、最近は見られない。今の世の中はいろいろとあって寂しいが、お寺さんを盛り上げたい」。

 リクエストに応えて「とっておきの君」などオリジナルやカバー楽曲を演奏した。
 自らが歌うアニメ「キャプテン翼」のテーマ曲も歌い上げ、会場と一緒になって盛り上がった。

 竹本さんのライブは今後も例年続ける予定だ。