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経済産業省の「中堅・中核企業の経営力強化支援事業」の「報告会」が、上田市の上田東急REIホテルで開かれる!

テーマ:上田市ニュース

【事業概要について話す村上学部長】
【取り組みの成果を紹介する伴走支援先企業の担当者】

 経済産業省の「中堅・中核企業の経営力強化支援事業」の「報告会」が、上田市の上田東急REIホテルで開かれた。
 同事業は地域経済を牽引する中堅・中核企業の新たな事業展開を支援するため、今年度からスタートした。  

 同市常田の「浅間リサーチエクステンションセンター(AREC)」の提案が採択され、繊維系企業11社を伴走支援。
 新事業、新商品などの用途開発や販路開拓に直結する場づくりとすることなどを目指し、昨年7月のキックオフミーティングを皮切りに4回のワークショップを開くなど事業を展開してきた。

 報告会では伴走支援先の企業6社が取り組みを発表し、会場に44人が参加したほか、YouTube配信も行った。 

 初めに信州大学繊維学部の村上泰学部長が事業の取り組み状況について述べ「サステナブル素材」や「カーボン繊維のサプライチェーン構築」「大学による製品特性のエビデンスに基づいたメカニズム解析」-などの事例を紹介。

 AREC産学連携コーディネーターの滝沢一秀さんは「繊維業界が社会・生活基盤産業として成長する可能性は無限大。AI×繊維の融合で日本の高機能繊維技術が環境対応、医療、宇宙産業分野で世界の基準を作るポジションを確立すると確信している」と話した。

 伴走支援先企業の取り組み発表で、繊維の総合メーカー、サンコロナ小田(株)=石川県=の担当者は、製品のリサイクル含有量などを保証する国際的な自主規格「GRS認証」について語った。
 「海外では環境規制に対応しなければ取引ができないが、国際認証の取得は難しいというジレンマを抱えており、この事業のGRS認証の取得を具体的テーマに設定した。昨年11月にワークショップに参加し、1月には紹介いただいた第三者認証機関と機密保持合意書を締結して申請作業をスタートした」と述べた。