東御市で童画家として活躍した奥村直さん「遺作展」(23日まで・東御市文化会館展示室)
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東御市海善寺で童画家として活躍した奥村直(ただし)さん(1934~2022年)の「遺作展」が23日まで、東御市文化会館展示室で開かれている。
市が16日に同館で開いた市発足20周年記念コンサートに奥村さんの息子の「晶さん(トランペット)」と「晃さん(トロンボーン)」が出演したのを機に企画。
グリム童話の「カエルの王様」や「ブレーメンの音楽隊」、アンデルセン童話の「ひなぎく」などを題材に、物語の一場面を水彩やアクリルなどで描いた作品50点余を一堂に展示した。
「動物の金管五重奏」は二男が所属するクインテットのコンサート用チラシのために描いた作品。
ホルンを吹くキツネやトロンボーンを奏でるシロクマなどメンバーをそれぞれのイメージに近い動物で表現した。
デザインを手がけた上田地域図書館ネットワーク「エコール」の利用者カードや、上田市の菓子店の商品パンフレット裏面に掲載された絵地図なども紹介している。
奥村さんは東京都出身。
20代の頃は日本童画会に会員として参加し、武井武雄や、いわさきちひろらとともに作品を発表した。
東御市に居を構えてからは絵本の制作を手がけ、市内や上田市などで精力的に童画を発表し「子どもたちには『見えなくてもあるもの』を想像する力を育んでほしい」と願っていた。
入場無料。
展示時間は午前9時から午後5時まで。
「動物の金管五重奏」などが並ぶ童画展
「ひなぎく」(左)など、作品には物語の一場面が描かれている



