戦時中に発行したとみられる「珍しい漫画の絵はがき」3組が、上田市の栁澤憲一郎宅で見つかる!
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戦時中に発行したとみられる「珍しい漫画の絵はがき」3組が、上田市の栁澤憲一郎宅で見つかった。
絵はがきは2種類あり10枚1組の「軍国漫画少年連隊」。2組と32枚の「海軍の入団から満期まで」が1組。
「軍国漫画少年連隊」は、軍隊を描いた新年用の絵はがき。
カラフルな色使いで飛行機と兵隊、大砲と兵隊などが描かれ「オメデタウ」「しんねんおめでたう」などの文字が書かれている。
東京都の「防衛研究所戦史研究センター史料室」に発行年や制作者などの鑑定を依頼したところ「軍国漫画少年連隊」について、発行年月は特定出来なかった。
しかし、昭和13 年の「支那事変勃発一周年記念実施に関する件」(永存書類甲集 第6類昭和13年)という文書には、政府が行う一周年記念事業に協カするため陸軍省新聞班から小冊子、ポスター、絵はがきの史料を提供することが記されているという。
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32枚1組の〈入団から満期まで〉の絵はがきについても発行年月は不明だというが、同一のものを同史料室で所蔵していた。
同史料室所のものは、元海軍特務機関大尉、小野山嘉兵衛氏から寄贈されたもの。
同氏は、昭和13、14年に佐世保海兵団で新兵教育の班長を務めていたので「同氏の経歴から入手時期を推察するとその頃ではないかと思われる」という。
また、絵はがきに「荒川一毒筆」とあるが、同一人物の画による「長野の教育絵ほどき我等の軍隊生活」という漫画タッチの冊子を同史料室で所蔵している。
「この冊子の奥付は昭和14年10月となっているので、絵はがきも同じ頃に作成されたのではと思われるがが、確証はない」という。



