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上田城アンケート「復元希望」が8割! ☆上田城復元推進協議会が総会を開く。 ☆「みんなで上田城復元プロジェクト」で事業展開 

テーマ:上田市ニュース

【上田城復元推進協議会】
【人気スポット1位の東虎口櫓門】

 上田城の復元(江戸末期)や、そのための全市的な気運醸成などに取り組む「上田城復元推進協議会」は「総会」を上田市役所で行った。
 今年、行った上田城についてのアンケートでは、櫓や櫓門の復元を希望する意見が8割となったことが報告された。

 国史跡・上田城跡に現在ない櫓4棟などの復元では、まちづくりにつながるなど市全体として櫓を求める盛り上がりが必要とされている。
 昨年3月設立した推進協議会では、上田城のコンテンツを核とする観光誘客やまちなかの賑わい創出、地域の活性化になるよう、情報発信や啓発活動、調査研究などを行う。

 初年度は、商業施設でのパネル展や、SNSを活用した情報発信、千本桜まつりなどで上田城復元のPR、クイズラリー、西櫓の清掃イベント、トークショーなどを行い、復元資料懸賞金のPRなどを行った。

 会長の土屋陽一上田市長は「上田城復元の機運醸成、情報発信に努めてきた。多くの市民の皆さんに上田城の歴史や価値を知ってもらえた。旧市民会館は7月以降に解体着手の予定で、跡地の武者溜りの整備に合わせ、平成5年度に櫓門を復元した以来の大きな変革となる。二の丸東側の再整備などを着実に進め、悲願である本丸の櫓の整備に少しでも近づけるよう取り組む」とあいさつ。

☆今年度事業は、来年が仙石氏の上田城復興開始400年記念の年を迎えることも踏まえ「みんなで上田城復元プロジェクト」をテーマとして
 ▽上田城の歴史体験コンテンツの充実。西櫓の内部など360度映像で体験できるコンテンツ造成し、ホームページで公開、市立博物館と連携
 ▽「上田城ホームページ」の整備やSNSを活用した情報発信
 ▽上田城トークショーを「上田城紅葉まつり」と連携して開催、城内ツアーなども予定 
 ▽子どもへも関心を持ってもらえるように、小学校3、4年生を対象にした副読本を制作して配布
 ▽日本城郭協会の協力で「親子名城見学会」の開催
 ▽復元資料懸賞金のPR-を行うことを決めた。
     予算額は約650万円。

 今年2月から4月に、広報やメール配信で回答を呼び掛けた上田城に関するアンケート調査の結果も報告された。

 回答は403人からあり、50歳代と60歳代が全体の53%、20歳代から40歳代が37%。上田市内在住が約9割。
 上田の歴史、日本の城への興味関心度合について、約8割が「とても興味がある」「興味がある」と回答。

 上田城への来訪頻度は年1回から数回が6割近くを占め、ほぼ毎日は約2割。
 来訪目的は「散歩」が最も多く、次いで「イベント・お祭り」「自然を感じる」「歴史に触れる」など。

 お気に入りのスポットについて、1位から3位まで聞き、1位は3ポイント、2位は2ポイント、3位は1ポイントとして集計した。
 結果は、東虎口櫓門が631ポイントと1位、けやき並木遊歩道が318ポイントで2位、尼ヶ淵が196ポイントで3位。

 上田城本丸には明治初期まで7つの櫓と2つの櫓門があったことを知っているかの問いに「知っている」が144人。「聞いたことがある」が154人。「知らなかった」が105人。

 上田城本丸の櫓と櫓門の復元についての問いは「ぜひ復元して欲しい」が195人。「復元してほしい」が140人。「あまり復元して欲しくない」が38人。「復元して欲しくない」が30人。
 8割が「復元希望」の回答となった。