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信州大学繊維学部の農場で「繭(まゆ)」を「蔟器(ぞっき)」から取り外す「収繭(しゅうけん)作業」が行われる!

テーマ:上田市ニュース

◆蔟器を透かして死んだ蚕が入っている繭を除外

【専用の機械で毛羽を取る】
【玉繭や変形した繭を取り除く】

 信州大学繊維学部の農場で「繭(まゆ)」を「蔟器(ぞっき)」から取り外す「収繭(しゅうけん)作業」が行われた。

 同農場で養蚕の手伝いをする市民有志の「蚕飼姫(こがいひめ)」が多くの人に養蚕の魅力に触れてほしいと体験者を公募。
 一般参加の14人と会員10人が農場職員に指導を受けながら作業した。

 この日、収繭したのは「春嶺鐘月(しゅんれいしょうげつ)」の繭5万5000個。
 蚕飼姫は、桑やりや除沙など飼育の手伝いをしており、成熟した蚕を「蔟(まぶし)」に入れる「上蔟(じょうぞく)」の作業を行った。

 参加者は蔟器を透かして死んだ蚕が入っている繭を除外した後、専用の機械で毛羽を取り「玉繭(同胞繭)」や変形した繭などを除外する選別作業を行った。

 蔟器を掲げて慎重に繭を見比べた上田市上田の平出智子さんは「初めての経験でドキドキする。子どものころは祖父母の家の養蚕を手伝ったので懐かしい」と汗をぬぐった。

 収穫した繭は岡谷市の宮坂製糸所で繭の中でサナギになった蚕が生きているうちに糸を取って「生糸(なまいと)」にし、市内の紬織作家が着物や帯を制作する。

 蚕飼姫のメンバーで市民団体「繭とも」代表の同市三好町、市川洋子さんは「繭ともは小学生などに真綿作りや座繰りなどを体験をしてもらっている。蚕都で栄えた上田の歴史に触れてほしいと活動しています」と話した