先人の思いを受け継ぎ! ☆上田市の「小牧城址公園」の石碑を清掃 ☆地域の活力に ☆小牧楽遊学クラブ
テーマ:上田市ニュース
◆小さな石碑の清掃作業・大きな石碑・柵の設置作業(写真はいずれも小牧楽遊学クラブ提供)



上田市の小牧楽遊学クラブ(代表・山﨑幸さん)は、小牧地区全体が協力して「小牧城址公園の魅力発信事業」に取り組んでいる。
このほど、子どもも含めて約20人が小牧城址にある石碑の清掃や、柵の設置に汗を流した。
この事業は、上田市の「活力あるまちづくり支援金事業(地域枠)」を活用。
小牧城址には、大正期に建てられた3mほどある大きな石碑と、もう一つそれよりも小さな石碑がある。
今年度は「碑文を解説する説明板設置」などの事業を計画。
小牧楽遊学クラブが中心に実行委員会をつくり、委員長は小牧自治会の西入直喜自治会長。
「コロナ禍」で、低調になった子どもの育成会活動の盛り上がりも視野に入れている。
大きな碑文は、地元の古文書クラブの指導者も務める宮島かつ子さんが解説。
石碑は、当時の上田中学の藤澤直枝教諭が小牧城址を調査し、遺跡がよく分からなくなっている状態だった。
しかし、小牧城址であったことを明らかにしたことから、小牧城址の顕彰のため、小牧青年会が有志から寄付を集めて大正6年に公園を整備して石碑を建立した。
碑文には、小牧城は上田平野を見下ろす天然の要害であり、木曽義仲や武田信玄に関係あるとすること。藤澤教諭の研究調査、城址の歴史を後世に伝える-とした内容が刻まれているという。
小さな碑には、寄付者と思わる名前が刻まれていると考えられている。
作業では、碑の清掃のため朝から作業に使う水をポリタンクなどに入れて担ぎ上げ、特に小さな碑にこびりついていたコケなどを洗い落とした。
事前に伸び過ぎた木を地域の専門家に依頼して伐採。
眺望は改善したが。、木のない急傾斜の崖になったため「転落防止のための柵」を設置する作業も行った。
山﨑さんは「昨年、子どもたちと小牧城址に登り、芋煮会をしたが、2つのある石碑が、いつ、どのような意味で建てられたのか分からなかった。石碑があることは私が子どもの時から知っていたが、内容について聞いていなかった。青年会の皆さんがどのような思いで大きな石碑を設置したのか、後世に伝えるための説明板を設置したい。どのような文面にするか皆さんで考えている」と話していた。
説明板の設置は秋に予定している。



