移動困難の支援がスタート! ☆タクシーで「ドア ツー ドア」に ☆上田市の神川まちづくり委員会
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上田市神川地域の住民自治組織「神川まちづくり委員会」(金井忠一会長)はタクシーを使った独自の移動支援「神川地域移動支援事業」を1日からスタートした。
これは、、地域内で移動手段に困っている人に対し「タクシー利用補助券」を配布するサービス。
関係者が集まり「出発式」を神川地区公民館で行った。
令和元年に設立した神川まちづくり委員会は、安全安心で住みよい地域づくりのため「自動車の運転ができない」などの「普段の生活で移動に困っている人の支援」で、一昨年に「アンケート(3535通配布、回収率51%余)」を実施。
移動支援を利用したいとした回答が250人余あった。
住民自治組織による先進事例などを研究しながら検討、自宅から目的地まで「ドア ツー ドア」の地区内移動支援ができるタクシーで行うことになった。
財源は、利用者の登録料、神川まちづくり委員会の負担金、上田市の活力あるまちづくり支援金を活用。
支援は、タクシーの利用チケット(1枚500円)を、1回の利用で2枚まで利用でき、残りは自己負担。
利用目的は、医療機関や買い物、金融機関、自治会行事など。
チケット配布枚数は、予算の範囲で行う。
☆利用対象者は
▽神川13自治会の自治会員
▽自治会費滞納がない
▽運転免許証がない、返却している
▽介護保険の公的制度が利用できない人(要介護認定者など介護サービスが受けられる人は対象外で、要支援の場合は利用可)
▽家族などの援助が得られない
-などの条件に該当するか、委員会が必要と認める人。
利用者は登録料として年間2000円を負担。
タクシーの利用申し込みは、地元の藤森タクシーに行い、藤森タクシーで車両を手配する。
出発式で金井会長は「事業を始めるのに多くの皆さんにお世話になり、感謝したい。アンケートで多くの人から利用の希望があり、免許を返納したら利用したい人も多くいた。検討委員会をつくり、市の部局を越えて応援いただき、この1年間、毎月検討を重ね、きょうにつながった。免許を返納した皆さんが、家に閉じこもることなく、外に出て、丈夫で長生きしてもらいたい。この事業が、安心安全で暮らせる神川地域になるための、一つの力になってほしい」。
神川地区自治会連合会の小林正己会長は「この事業が、上田市の全域に広がることを願っている。素晴らしい神川地区にしたい」と、それぞれあいさつ。
来賓の土屋陽一市長は「免許を返納した人の移動の確保は課題になっている。きょうを迎えられたことは行政にとっても大変ありがたく、神川地区が盛り上がってほしい。神川がモデルとなって展開されることを期待したい」と語った。
実際にタクシーに関係者が乗り込んで出発、多くが手を振って見送った。
スタート時の利用登録者は38人、まちづくり委員会では、今後、申請が増加を見込んでいる。



