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上田市の池波正太郎真田太平記館が池波の代表作の1つ「雲霧仁左衛門」の企展展を開催中!2月26日まで。 池波生誕100年で記念グッズ販売開始。

テーマ:お知らせ

【物語の舞台を現在の写真で紹介】
【ネックストラップを紹介する細川真利子館長】

 上田市中央3の池波正太郎真田太平記館は池波の代表作の1つ「雲霧仁左衛門」の舞台となった東京、愛知、三重などを取材し、現在の様子を写真と関連資料で紹介する企画展を開いている。
  姉妹館の池波正太郎記念文庫(東京都)との連携事業。

 「雲霧仁左衛門」は希代の大盗賊、雲霧仁左衛率いる雲霧一党の暗躍と、その捕縛に挑む火付盗賊改方との攻防を描く時代小説。
週刊新潮に1972(昭和47)年から74(昭和49)年まで連載した。

 雲霧一党が伊勢の多度神社門前に設けた拠点、土産物屋「日野屋」があったとされる場所に現在ある鯉料理店など、38点の写真を古地図や自筆原稿などともに展示している。

 江戸、左衛門河岸の根拠地、船宿「佐原屋」があったのは現在の東京都台東区浅草橋。神田川には、いまも屋形船が浮かぶ。
 また、物語のキーパーソン、剣客の関口雄介が思いがけず尾張藩主と対面することとなった名古屋城などの写真もある。

 同市殿城の飯田正彦さん(81)は「池波の時代ものは次の場面をドキドキしながら想像する楽しみがある。『真田太平記』は3回読んだが、読むたびに新しい発見があります」と熱心に鑑賞していた。

 同館学芸員の竹内美鈴さん(39)は「池波先生の時代小説は人物の描き方が魅力的。江戸に暮らす人々の日常が生き生きと描かれており、物語の中にすっと入り込める。若い人にも手にとりハマっていただきたい」と話す。

◇  ◇

 同館は今年、池波正太郎生誕100年にあわせてさまざまな記念事業を計画する。

 池波の誕生日、1月25日には、同館オリジナルのネックストラップの販売を開始した。
 地元ゆかりの戦国武将、真田氏が織ったと伝わる真田ひものストラップ。
留め具には池波の落款が刻まれている。
 数量限定で定価は、税込で1500円。

 2月以降は、姉妹館の池波正太郎記念文庫で制作した「記念グッズ」の一部も販売する。
 また、上田市民が都内の池波正太郎記念文庫に入館すると”池波生誕100年のロゴ入りミニタオル”をもらえる。
 入館無料。

 企画展は26日まで。
 開館時間は午前10時から午後6時。
 水曜日定休。
 入館料一般400円。
 (電話)0268・28・7100(同館)