上田情報ビジネス専門学校情報経理科ビジネス・プロコースが、現金を上田市社会福祉協議会に寄付! 卒業記念として制作販売した「手話キーホルダー売上金」
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上田市中央3の上田情報ビジネス専門学校(比田井美恵理事長)の情報経理科ビジネス・プロコースが、現金1万7500円を上田市社会福祉協議会に寄附した。
このほど、同校の2年生9人と担任の中島直美教諭が同社会福祉協議会を訪ね、宮之上孝司会長に手渡した。
寄付金は、卒業記念として制作販売した手話キーホルダーの売上金。
学生たちは、卒業研究テーマを「手話でみんなを笑顔に」と決め、1年間手話を広めようと、上小手話サークルからの講師派遣や同協議会のボランティア活動などの講義を受けてきた。
さらに手話を知ってもらいたいと、注文者の名前を手話の指文字で表示した6種類のキーホルダーを制作した。
完成したキーホルダーは1個100円、同校内で165個を販売した。
その売上金を同協議会を通じて同手話サークルに寄附することとした。
手話キーホルダー作成のきっかけは、同市が長野県内自治体で佐久市に次いで2番目となる手話言語条例が制定されていることなどが福祉の先進地だと思ったからだいう。
歓談では、学生全員が学んできた手話で自己紹介も行った。
キーホルダー担当チームリーダーの松元綾音さん(21)=長野市=は「すべての人が参画できる社会づくりを目指すSDGs実現に向けて手話で皆が笑顔になるようキーホルダーづくりに取り組んだ。これからも手話を学んでいきたい」と話した。