先人の思いを現代につなぐ! ☆上田市の小牧城址公園の整備完成 ☆実行委員会が「報告会」
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上田市小牧地区で子どもを含め地元住民が、今年の春から整備を続けてきた「小牧城址公園の事業」が、このほど完了した。
「完成報告会」が小牧会館で開かれた。
主催は「先人の思いを現代につなぐ小牧城址公園魅力発信事業実行委員会」。
小牧城址は「上ノ城」「下ノ城(本丸)」があり、大正期に小牧青年会が公園を整備。
「上ノ城」には小牧山の登山道整備を行う「小牧楽遊学クラブ」が平成23年に東屋を設置。
下ノ城には、大正6年に建立した高さ約3mの石碑などがあり、どのようなことが書かれているのを紹介し、先人の思いを受け継ごうと小牧自治会で話し合い、2月に現地調査し、上田市から補助金が得られることになり、実行委員会を設立。
4月から眺望を良くするための樹木伐採、登山道整備、6月には自治会、公民館、育成会、楽遊学クラブ有志で、水や資材を運びあげて石碑のクリーニングや転落防止柵を設置。
8月には看板を設置するための草刈り・地ならし作業、石碑の土台石とするため割られたものの使用されずに残された大きな石「残念石」までの新ルートづくりを行った。
9月には看板などを設置。
看板は石碑の説明板と解説板、(株)水工技建から寄付で作成したステンレス製の眺望案内板、道案内板や(株)アルカディアからの寄付で作成した登山者BOXなど。セメントや砂利など400㎏も運び上げ、子ども参加して設置した。
本来は現地で「完成お披露目会」だったが、雨天のため報告会になった。子どもから大人まで大勢の住民が集まり、実行委員長の西入直喜自治会長は、大正10年の写真を見せながら「昨年9月に育成会と小牧城址に登った時、石碑に何が書いてあるか説明をしたが、その時に聞いた人が分かったのでは良くないと考え、今年皆さんにお諮りして、整備することになった。なぜ110年前、小牧青年会の皆さんが石碑を建てるなどしたか解説するため、説明板と解説版をつけた。小牧の歴史・文化を誇りとして子どもたちにつなげたい」とあいさつ。
山﨑幸副実行委員長が経過報告し、事業準備からの映像を交えて振り返り「何十回にわたる打ち合わせと作業をして事業を進めた。皆さんの協力ででき感謝したい」とした。
作業に参加した児童代表で城下小6年の前田耕太郎さんが「セメントを練ったり、穴を掘ったり、山の上まで道具を運んだ。友だちと協力して看板を設置する柱の所にセメントを運んだりした。疲れたけれど達成感があった。この活動を未来に伝えて小牧山を守りたい」と感想を語った。
水工技建、アルカディアに感謝状の贈呈も行った。



