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「共生社会実現のための手話講座」を上田市の上田合同庁舎で開く! ☆「長野県シニア大学上小学部」の2年生が受講 ☆長野県上田保健福祉事務所

テーマ:上田市ニュース

【学生に手話を教える牧内さん(右)】
【手話を習う学生】


 長野県上田保健福祉事務所は、上田合同庁舎で「共生社会実現のための手話講座」を開いた。
 「県シニア大学上小学部」の2年生24人が受講した。

 上田市聴覚障害者協会副会長でコミュニケーション対策部長の牧内智子さん(53)が「音のない世界へようこそ」と題し、手話通訳を介して講演した。

 牧内さんは高熱に伴う中耳炎で聴力が低下し3歳でろう者となった。牧内さんはろう者の不便さは生活に必要な音が聞こえないことや必要な情報を入手することが難しい情報障がい、聞こえる人との会話が難しいコミュニケーション障がいがあると説明。

 口の動きを読む「口話」の問題では「こんにちは」は分かる人が多かったが「1時に来て下さい」を分かった人は誰もいなかった。
牧内さんは「口の形で話を読み取るのは難しい。読み間違えること困るので手話か筆談が一番安心」とし「手話で便利なのは静かなところや窓越しでも会話でき、認知症予防にもなるかも。聞こえる人が手話に親しみ、理解するようになれば、ろう者にとってのバリアは解消される」と語りかけた。

 学生は牧内さんの手話を見てイメージを膨らませ、あらかじめ示された「ウサギ」「サッカー」「バス」などの何を表すのかを当てるゲームで楽しみ「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」など日常生活で使う手話を学んだ。

 2年の小林永子さん(74)=上田市塩川=は「10年ほど前からサークルで手話を勉強しているが、なかなか覚えられない。聞こえない方とコミュニケーションして何かのお役に立てればと思って続けています」。

 伊賀﨑美智代さん(73)=同市御所=は「勤めている時に手話に接したことはあるが、きょうはろう者の方の話を直に聞くことができていい勉強になりました」と話していた。