さくら国際高等学校=上田市手塚= 荒井裕司理事長(78)「設立20周年 地域と一体の授業を重視」
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上田市手塚に本校を置く「学校法人さくら国際高等学校」は、今年創業50周年、設立20周年を迎えた。
このほど上田市のサントミューゼで「記念式典」を開く。
上田市出身、同校創業者の荒井裕司理事長(78)に開業の経過や理念、学校へかける思いなど聞いた。
―学校開業のきっかけと沿革
50年前、渋谷区の公園で知り合った小学生と仲良くなり、保護者から「子どもたちが、先生に勉強を教えてもらいたいと言っている。塾を作ってくれないか」と要望された。これに応えて、東京渋谷に私塾を作ったのがスタート。
第二次ベビーブームの子どもたちは高校受験に合格しないことも多く「いじめ」や「暴力事件」が横行していた。「安全、安心、そして楽しい学校を作ろう」と1992年通信制高校と併習システムの東京国際学園設立。
2005年、上田市の要請で教育特区として旧上田市立西塩田小学校の校舎を利用して、同校を開校。
2015年学校法人立の高等学校となった。
―理念
①子どもたち1人ひとりのニーズにきちんと応える。
②子どもたちの好きなこと、得意なことを見つけて、社会に参加させる。
③地域と一体となった楽しい学校づくりを目指す。
―開校から抱いてきた思い
地域と一体となって活動した経験や体験を通じ、子どもたちは大きく成長できると考えているから、地域の皆さんと一体となる授業を重視する学校を目指してきた。この地に着地させて頂いたころ、地域の皆さんは「どんな学校が来るのか?どんな生徒たちなのか?」と不安で一杯だったと思う。それでも田植えや稲刈り、地域の祭り、保育園や小学校との運動会、岳の幟の雨乞い行事等々あらゆる地域の活動に招いていただいた。
地域の皆さんから「さくらがなかったら困る」という存在感がある学校を目指している。
―ラオスへ学校建設
約30年前、不登校の生徒たちからの発案でラオスへの学校建設が始まり、現在9校目を建設中。
昨年12月8日から15日まで、ラオスを訪問。
ラオスへ訪問した子どもたちは「ラオスの家族の絆の強さ」や「信頼し合って、みんなで力を合わせて生きる」といった生きることへのヒントをもらって大きく成長して帰ってくる。
コロナの時期は検査キットやマスクを送り続けてきた。
国内では「すばらしい国ラオス」を日本に紹介するために毎年、東京で「ラオスフェスティバル」を開催。
20万人の来場者があり、ラオスにとって日本最大のイベントになっている。
◇生徒数 約2700人



