上田市の上田蚕種(株)が「繭(まゆ)」を主原料とした「ハンドクリーム」を発売! ☆自社ブランド「Santーto」の第1弾
テーマ:上田市ニュース

上田市常田の上田蚕種(株)は、このほど「繭(まゆ)」を主原料とした「ハンドクリーム」を発売した。
蚕種や養蚕、製糸、織物の産業が集積し「蚕都」として栄えた上田の歴史を広く知ってほしいと立ち上げた自社ブランド「Santーto(さんと と)」の第1弾。
蚕種製造工程で、繭からカイコ蛾を取り出した後に残る切り繭を有効活用しようと、鹿児島県奄美大島の(株)アーダンに製造を委託した。
繭から得られるシルクタンパク質を分解した加工分解シルクにオリーブオイルやミツロウなどを配合。界面活性剤や合成香料、着色料は不使用。
シルク由来のアミノ酸成分は肌との親和性が高く保湿力が高いといい、同社総務課の若林美恵子さんは「肌なじみが良く、しっとり感が続く。すぐにキーボードやスマホの操作ができると好評です」とアピール。
同社は1917(大正6)年に創業。同年に建設された社屋は「上田蚕種協業組合事務棟」として登録有形文化財に指定されている。同社によると養蚕農家は現在、全国で113軒と激減し、蚕種を製造する業者は同社を含めて全国に4社のみだという。
戸堀真澄社長(54)は「繭を使った商品に親しんでいただくことで、若い人にも蚕都上田の思いを届け、未来へつないでいきたい」と話す。
デザインは市内在住のイラストレーター、佐藤妃七子さんに依頼。
容器のデザインはカイコ蛾とまゆの2種類。
群馬県の高崎ビューティモード専門学校と連携し、学生の「かわいいもの」「レトロな感じ」などの意見を商品開発に反映させた。
10g入り。
オープン価格。
同社やサントミューゼ上田市立美術館のミュージアムショップなどでは1100円で販売している。
問い合わせは(電話)0268・22・3585(同社)



