サマーフェス「YUNOMARU1200」が東御市で初開催! ☆短編映画「千代の恋」(仮)の「ロケーション撮影」も行われる
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東御市新張で、サマーフェス「YUNOMARU1200」が初開催した。
同フェスや湯の丸高原などを舞台にした短編映画「千代の恋」(仮)の「ロケーション撮影」が行われた。
短編映画は、マッチングアプリで知り合った70代の男女が好きなバンドの出演する同フェスを訪れるストーリーで、東御の情景に包まれながら繰り広げる2人の最後の恋を描く。
監督は、人を見ると噛みつきたくなる衝動を持つゾンビ一家を描いた映画「噛む家族」(2024年製作、49分)で知られる馬渕ありささん(31)=東京都=。
同作は若手映画監督の登竜門の映画祭で最高賞など5つの賞を総なめし公開前から注目を集め、昨年5月にテアトル新宿で限定上映されると満席回が続出。
反響を受け全国順次拡大ロードショーへと発展した。
馬渕監督は現代社会への皮肉を利かせた作風で瑞々しいセンスや独自の世界観に、次回作も楽しみと著名な映画監督からも絶賛を受ける。
同フェスや短編映画を企画プロデュースするのは同市新張の「ENOG SOUP」代表の小野香奈さん。
「若手監督の創作の機会やミュージシャンの発表の場として東御を盛り上げたい。東御周辺のいいところをたくさん切り取ってもらえれば」と話す。
馬渕監督らロケ班はこの日、田中駅や音楽フェス会場、湯の丸リフトなどで撮影を敢行。2日目は高峰高原ビジターセンターのカフェ、GMOアスリーツパーク湯の丸屋内プールなどで撮影を行った。
長野市のサイケデリックポップバンド「Stargirl」や安曇野市のシンガーソングライター斎藤啓氏ら8組が出演した同フェスは、地元をはじめ県内外から音楽ファンらが訪れ、食と音楽と交流を楽しんでいた。
Stargirlの幽玄なサウンドに包まれるライブ中に到着したロケ班は、臨場感を演出するため、あえて機材を持ち込まず馬渕監督自らスマホカメラで観客に溶け込みながら2人を撮影。現実のライブとフィクションの映画が交錯する不思議な時間を切り取っていた。
地元の観客に「さっき田中駅で撮影していたの見かけたよ」と声を掛けられた馬渕監督は「東御は初めて。空気がおいしくて人が優しい印象。ピュアな恋愛ものを撮るのは初めてでちょっと挑戦」と話した。
湯の丸高原の撮影では、リフトに乗るシーンを予定していたが、悪天候のためリフトが動いていないハプニングも。
「霧も高原ならでは東御の良さだね」と切り替え、霧に包まれた高原を歩く幻想的なシーンとなった。
馬渕監督は映画について「それぞれ人生があった男女2人が東御を通して仲を深め、うまくいかないときも東御のやわらかい空気が包み込んでくれるような作品になれば」と話していた。
今後編集作業などを経て完成次第、配信や映画祭などの方向性を探っていくという。
小野さんがプロデュースする東御界隈を舞台に描く短編映画は今作で2作目。
今後も若手映画監督を招き、オムニバス形式のシリーズで展開する予定。



