映画「兄消える」が「アンコール上映」(23日・上田市の丸子文化会館セレスホール) ☆上田市出身の土屋貴子さんが出演! ☆上映後にトークショーも
テーマ:上田市ニュース


◆映画のシーン


2019年に公開された映画「兄消える」(西川信廣監督)が”地元の人らの強い要望”により、23日午後1時半から上田市の丸子文化会館セレスホールで「アンコール上映」される。
上映後にトークショーがあり、土屋貴子さん、企画プロデューサーの新田博邦さんと文学座の原康義さん(弟の幼馴染役)が登壇する。
新田さんは「兄消える」「残照のかなたに」「シンペイ~歌こそすべて」と上田三部作を製作している。
同作品は、上田市の袋町などの繁華街や千曲川に近い町工場を舞台に全編が上田で撮影された。京都国際映画祭などで高い評価を得た。
町工場を営む弟の元に40年振りに兄が謎めいた女性(樹里)を連れて帰ってくる所から物語は始まる。
樹里役には上田市出身の土屋貴子さん、兄役は伝説の喜劇俳優、柳澤愼一さん、弟役は俳優座養成所出身で舞台や映画で活躍する名優、高橋長英さんが演じた。
主演の3人と文学座の人らが脇を固め、江守徹、雪村いづみが特別出演といった豪華なキャストも魅力のひとつ。
土屋さんは2人の名優に挟まれながらも堂々とした存在感で魅了した。
柳澤さんは4年前に89歳で亡くなった。この作品が遺作となったが、元々遺作にするつもりで取り組んでいたという。
〈柳澤さんからの50通の手紙〉
土屋さんは柳澤さんから顔合わせで初めて会った日に〃ラブレターです〃と言って手紙をもらった。手紙には自分のことを知らないであろう年の離れた相手役への心遣いの自己紹介が綴られていた。
柳澤さんは携帯電話もなく、自宅にも電話はなかったため三日とあけずに返事がくるハガキのやりとりをした。「柳澤さんは他の人には厳しいことをおっしゃるのですが、私にはとても優しかった」という。
撮影中は毎日のように顔を合わせるので書簡のやりとりはなかったが、撮影が終わってからまた、手紙のやりとりが始まった。
「気づいたら、柳澤さんからのハガキやお手紙は50通を超えていました。そしてある時からお便りが少なくなって。具合が良くないのかなあと思っていました。2021年10月、別所線案山子プロジェクトで、兄消えるの3人の案山子を設置した報告の手紙を送ったが返信はなかった。翌年の年賀状は宛先不明で戻ってしまい、それから半年位してお亡くなりになったとのご連絡をいただきました」と振り返る。
◇ ◇
▽前売り券/1000円(当日券1300円)
▽前売券取扱/丸子文化会館、上田商工会議所、丸子中央病院ほか
問い合わせ(電話)090・2374・1039(上映実行委)



