林工務店=上田市古安曽=「伝統の技術を継承、若者を育てたい」★女性の大工さんも入社!
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「木のぬくもりは心のあたたかさ」を理念に木材にこだわった住まいづくりをする上田市古安曽の㈱林工務店(林正基社長)。林社長の祖父、正治さんが1947年、宮大工棟梁として独立したのが同社の創業。76年の時を刻んだ今も創業者の思いが正道会長、正基社長へと受け継がれている。
「木のぬくもりは心のあたたかさ」を理念に木材にこだわった住まいづくりをする上田市古安曽の㈱林工務店(林正基社長)。
林社長の祖父、正治さんが1947年、宮大工棟梁として独立したのが同社の創業。
76年の時を刻んだ今も”創業者の思い”がm正道会長、正基社長へと受け継がれている。
林会長は「柱の1本々に墨付けをして手で刻むという日本伝統の技術を受け継ぎたい」と若い大工に手刻みの技術を教え込む。
機械で施工するプレカット工法は手間が省けるためコストがかからない。
しかし「これでは日本の伝統の技術は守れない」と、入社33年の親方である橋詰真一さん(53)を中心に若者を育てている。
今までに11人育てた。
◇ ◇
今年4月、同社で初の女性の大工を目指す、同市下本郷の永井近江さん(19)が入社した。
永井さんは、丸子修学館高校を卒業し同社に就職。
高校3年の時、同校で行われた就職活動の一環として会社訪問があった。
もともとモノを作ることが好きだったので、見学企業を同社にした。
「温かい雰囲気が良かった」と入社を決めた。
入社後、現場を見て回り、ビス留めの作業など出来ることから少しずつ教えてもらっている。
2カ月近く経った今「仕事は楽しい。母が私の建てた家に住みたいと言っている。一生懸命勉強して早く一人前になりたい」と意欲を話す。
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「子どもの頃からモノづくりが好きだったので自然に大工を目指していた」という入社5年目の上田市腰越の長張泰大さん(22)。
手刻みが面白くて「休みの時も仕事がしたくて会社に来てしまう」というほど夢中になっている。
月1回、(一財)住宅産業研修財団などが運営する「大工志塾」でも伝統木造建築の技術・技能を学んでいる。
◇ ◇
入社3年目となる東御市の髙藤優さん(27)は、高校卒業後、別の会社に勤務していた。
父親が大工だったためやってみたいと思い転職した。
父親は、優さんが小学校2年の時亡くなった。
手刻みをしている父親を子どもの頃よく見ていた。この会社は学べることが多く「いい職業だと思っている」と話す。



