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上田市の「サテライト市長室」2023がスタート!★今回は6地域を巡る予定。塩田地域からスタート。

テーマ:上田市ニュース

 上田市は6月30日から各地域で行う今年度の「サテライト市長室」をスタートした。

 土屋陽一市長が各地で市民との意見交換や地域の状況を把握し、地域内分権の推進を目的に行っている。
 今回は6地域を巡る予定で、塩田地域からスタート。

 塩田公民館では、利用団体の一つで詩吟の「上田岳風会」。
 長野大学の地域協働活動で古田睦美教授が指導する「日本遺産活用プロジェクト」や「信州上田里山アグロフォレストリープロジェクト」。
 熊谷圭介教授が指導する「別所温泉活性化拠点としての柏屋別荘の活用」の取り組み紹介。
 「塩田の館」で同館の活用を塩田まちづくり協議会と懇談した。

◆上田岳風会

 上田岳風会は、武捨岳菖会長ら8人が参加。
 この日から2日後に諏訪市で開かれた「全国俳諧吟詠大会」に参加するためのリハーサルを披露。
 全国2位にもなったことがある吟詠が響いた。

 多い時は会員が600人ほどいたが、現在は100人ほどに減少。
 高齢で車の運転ができなくなると参加が難しくなる悩み。
 ステージへの上り下りの階段に「手すり」が、ほしいとの要望があった。

 ステージでの発表などで、控え室として使う部屋に、着替えのため姿見の鏡が塩田公民館になかったことから、武捨会長が寄付した鏡も披露された。

 11月に行う予定の上田岳風会の大会には、土屋市長が吟詠で参加してほしいという話もあって盛り上がっていた。

◆長野大学の取り組み紹介

 長野大学の「日本遺産活用プロジェクト」では、関わっている地域おこし協力隊の佐藤克哉さんと学生が
 「日本遺産かるた」の制作と普及活用。
 好評だったオリジナル競技の「人間かるた」の継続。
 夏至イベントの「レイラインカフェ」でオリジナルコーヒーの提供。
 冬至イベントの「レイラインバスツアー」ーなどの取り組みを解説。

 今後については「生島足島神社の祇園祭」へ子どもが楽しめる企画で参加。
塩田平を巡る「デジタルスタンプラリー」などを展開する話もあった。

◇  ◇

 「信州上田里山アグロフォレストリープロジェクト」は古田教授と学生が説明。
 地域住民らとのワークショップを経て、学生団体の「エリアアップ・ユニット」をつくった。
 別所地区の活性化のため音楽祭などの活動。
 里山の叡智伝承と森と暮らす農の営みで、里山を整備して活用する「山野上SATOYAMAクラブ(まきクラブ)」によるテントサウナなどのイベントで、若者が山に入る仕組みづくりについて報告。

◇  ◇

 柏屋別荘の活用では、オーナーの信田商事㈱の取締役、信田直昭さんも出席。
 熊谷教授と学生が取り組みを説明。
 オーナーの意向もあり、地域の活性化拠点とする社会実験で
 「若者ラボ」。
 シンポジウムの開催。
 柏屋別荘の活用と売り出し方を探る「柏屋別荘スモールMICE活用コンテスト表彰」ーなどを紹介。

 熊谷ゼミからの活用提案では、気軽に立ち寄れるブックカフェ、「和」の文化祭などがあった。
 今後もリノベーションを中心に活用方法を検討するとした。

 信田さんから柏屋別荘を取得した経緯や熊谷教授とのつながりを話した。
 温泉と旅館以外の活用で大都市圏との交流や創作活動の拠点として、さまざまな活用の方向性が見えていると語り、上田市の支援を依頼した。

◆塩田まちづくり協議会との懇談

 「塩田まちづくり協議会」との懇談は、安藤友博会長や羽田明副会長らが出席。
 これまでも市へ塩田の館の活用について要望があり、施設内外を視察した。

 その後の懇談で土屋市長は「より良い使いやすさを考え、民間活力の導入、日本遺産ビジターセンターで提案書を見ながら意見交換したい」とあいさつ。

 安藤会長は「昨年1年かけて活用について研究してお願いした。市から活用案と5月になってより具体的なものをいただき、地域振興部会を中心に検討している。すりあわせをしたい」と語った。

★館内の利用方法で
 日本遺産のパネル展示などの場所
 おもてなしの一環で、現代的な映像表現を活用する提案
 館近くの池の南側道路を拡幅して観光バスが通行できるようにすること
 塩田の館と周辺寺社などへの動線整備ーなどの意見があった。