信州丸子義仲まつり「義仲イヤー冬の陣・記念講演会」が上田市の丸子文化会館で開催!郷土の唱歌「依田城懐古」の合唱も。信州丸子義仲祭り実行委員会
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上田市丸子地域などの関係団体でつくる信州丸子義仲祭り実行委員会は20日、信州丸子義仲まつり「冬の陣・義仲イヤー記念講演会」を丸子文化会館で行った。
また、郷土の唱歌「依田城懐古」の合唱があった。
丸子地域は、平安末期の武将木曽義仲が挙兵した地として知られ、義仲を通じた地域イベントが開かれている。
今年は、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に、義仲が登場することから「義仲イヤー」と位置づけ、さまざまなイベントが開催されている。
同実行委員会は、年間を通じてイベントを実施し、秋には目玉の武者行列を開催した。
今回は、冬のイベントとして記念講演会を実施した。
講師は、鎌倉殿の13人の時代考証を担当した、富山大学講師の長村祥知さん。
演題は「木曽義仲とその時代」。
義仲は創作物内で、無知で乱暴な人物と描かれる傾向がある。
その要因のひとつとして現代まで義仲の研究があまりされていなかった点をあげた。
あわせて当時、義仲を主君と仰ぐ畿内近国武士の狼藉行為までも、義仲の行為として捉えられ、貴族や寺社の反発を招いたという背景も提示した。
また、義仲の時代が短かった要因のひとつとして、平安末期は在京の武家政権の確立が難しい権力構造があったとした。
源頼朝は義仲の失敗を知っていたため、鎌倉で幕府を成立させることができたという見解も説明した。
講演会開催前のオープニングセレモニーで、郷土の唱歌「依田城懐古」の合唱があった。
この歌は、木曽義仲のストーリーを中心に、巴御前や依田氏といった郷土の武将、岩谷堂やお歯黒池など関連史跡が登場する。
歌詞は8番まである。
1番は「木曽で育った義仲公は 東信濃の丸子をえらび 兵馬あつめてこの地にこぞる 治承四年の夢はるか」。
作詞は、地元で長年紡績業に貢献した酒井昭水さん。
同じく地元の横関章さんが曲を作り、歌となった。
初披露は、1993年の信州博覧会で、有線などで耳にした人も多いという。
今回、丸子地域教育事務所の指導員、荻原敏行さんが、歌いやすい合唱曲として編曲した。
この日の合唱は、荻原さんや横関さんら16人がステージに上がり、歌声を響かせた。荻原さんは「これを機に、いろいろな所で歌われれば」とあいさつした。



