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(株)R&Cながの青果 倉﨑浩社長(62)=本店・長野市、上田市= ★「畑から食卓までを網羅できる会社に」

テーマ:ひと

 長野市と上田市に本社を置き、支社は松本、佐久、須坂、中野と6拠点を有す卸売市場の㈱R&Cながの青果。
 令和4年4月1日に上田市の「長野県連合青果㈱」と長野市の「㈱長印」が合併、1年9ヵ月が過ぎた。
 合併のメリットと課題、将来展望などを倉﨑浩社長(62)に聞いた。

 〈社是・経営理念〉
 合併前、長野県連合青果の社是は「積極果敢」、長印は「限りなき挑戦を行う」だった。共通のコンセプトだったため「積極果敢」とした。
 経営理念は「四方よし」。「近江商人の経営哲学のひとつに『三方よし』がある。『売り手によし、買い手によし、世間によし』。しかしそれを繋いでいく『社員がよし』でなければ絶対に三方よしは達成できない」として「四方よし」とした。

 〈売上高の推移〉
 もともと両社の売上高を単純計算すると1000億円だったが、合併後、昨年度期(3月決算)は952億円となった。
 これは想定内の範囲。
理由は、連合青果の物を長印が買い、長印の物を連合青果が買っていたりとお互いにキャッチボールでの売買があった。
合併でこの売り上げがなくなったことと、合併を機に子会社を分離したり支社を廃止したことも原因。
 今期は1000億円を超える見込み。

 〈将来展望〉
 6ヵ所の本社と支社は、それぞれ特長と 個性を持っている。これを一体化する仕組み作りをし、拠点同志を連携させ、さらに魅力的な会社にする好循環なスパイラルをもっと強くしていくことが当面やっていくこと。
そのために月1回支社長会議を開いたり現場でも営業開発部で商品開発を行っている。
 また、板橋、高崎、船橋、市川に子会社の市場がある。
産地である長野県と大消費地の担当で連携し、畑から食卓までを網羅できる会社にしたい。
 このような取り組みは日本中どこにもない。

 〈新たな課題〉
 生産者の高齢化により生産量が減少している。
彼らに元気になってもらたいと一部の支社では苗木を配ったり、生産指導を行っている。
 生産振興的なことをさらに強化しなければ。
 近年ネット販売での購買が増えている。
 「コロナ禍」で非接触的ライフスタイルが定着し、加速度を増した。今後、対応策を考えたい。

 〈趣味〉
 美味しい物を食べる、読書、ウオーキング