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「国際宇宙ステーション」へ上田市の「ASPINAシナノケンシ」の「ブロア」打ち上げ! 

テーマ:上田市ニュース

【JAXAホームページより。実証装置の画像、主要協力企業名に「シナノケンシ(株)」も】

 ASPINA(アスピナ)・シナノケンシ(株)=金子行宏社長、上田市上丸子=が開発製造した宇宙環境向け「ブロワ」を搭載した「二酸化炭素除去装置」が「ISS・国際宇宙ステーション」へ打ち上げられた。
 種子島宇宙センターから「H3ロケット7号機・新宇宙ステーション補給機1号機(HTV-X1)」により打ち上げられた。

 同社のブロワは医療機器や自動車などでも高い評価を得ている。
 
 二酸化炭素除去装置は、JAXA宇宙航空研究開発機構が、千代田化工建設(株)に発注した装置で、ISSでの技術実証ミッションの一環で、将来の月・火星探査に向けた有人宇宙環境での二酸化炭素を除去する技術の実証を目的としている。

☆JAXAはホームページで、この実証について
 ▽得られた知見により、有人宇宙機に搭載される二酸化炭素除去システムの信頼性向上及び運用計画立案に貢献
 ▽軌道上運用実績を通じて日本の技術力を示すことで、将来有人宇宙探査における国際的プレゼンスを高める
 ▽二酸化炭素除去システムの技術成熟度を上げ、JAXA空気再生システムの技術レベル向上を図る
      -としている。

 限られた空間での二酸化炭素の蓄積は、人体に悪影を及ぼすため、宇宙環境で活動するための生命維持に除去装置は必要不可欠となっている。
 事故のため月面着陸をあきらめて帰還した「アポロ13号」でも実際に二酸化炭素除去が大きなポイントになった。

☆同社のブロワは、装置の空気循環機能を担い、特長として
 ▽限られた設置スペースに適した小型・軽量
 ▽空気循環を安定的に維持する高出力・高圧
 ▽居住空間での快適性を確保する静音設計
                   -としている。

 同社では「今後も宇宙環境における課題解決に向けた製品開発を継続し、宇宙産業の成長に貢献する」としている。