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視覚障がい者向け卓上型録音再生機 「PTR3PLUS」6月から販売開始! ☆上田市上丸子のシナノケンシ(株)

テーマ:上田市ニュース

【PTR3PLUS。操作がシンプルになるカバー付き(シナノケンシ提供)】
【カバーを外した状態(シナノケンシ提供)】

 上田市上丸子のシナノケンシ(株)は、視覚障がい者向けの録音再生機「PLEXTALK(プレクストーク)」 シリーズの新製品で、卓上型録音再生機 「PTR3PLUS(ピー・ティー・アール・スリー・プラス)」を開発し、6月から販売を行う。

 従来機の「PTR3」の操作性や機能は継承し、iPhone向け専用アプリ「プレクストークリーダー」との連携機能を新たに搭載した。録音図書の再生を自宅や外出先を問わずに提供でき、より便利で快適な読書環境を実現する。

 大きさは幅200mm、長さ245mm、高さ48mm、重量は1.2㎏。
 内蔵メモリは約4GB。標準小売価格は8万5000円(税込)。 
 カバー付きのシンプルな操作もできるため、機器操作が苦手な人や、これからデイジー図書を利用する人でも安心して使える。
 iPhone向けアプリ「プレクストークリーダー」は6年間無料で利用可能、インターネットラジオ「radiko(ラジコ)」を標準搭載、点字ファイル(BES/BSE)の読み上げに対応など、従来から追加機能もある。

 iPhone向けアプリ「プレクストークリーダー」は、VoiceOver対応、サピエ検索(音声検索対応)、試し読みやストリーミング再生などの機能がある。
 直感的なボタン配置とシンプルな操作体系で、わかりやすい再生操作にした。  

 同社では、1990年代から誰もが読める電子図書の国際標準規格・DAISY(デイジー)に準拠した音声読書機の自社ブランド「プレクストーク」シリーズの開発製造販売を行っている。

 近年はスマートフォンでの読書が普及し、外出先でも手軽に読書を続けたいというニーズが増加。
 プレクストークユーザーからは、操作が簡単な卓上型を使い続けたいという声がある一方で、スマホアプリでもプレクストークと同じ操作体系で読書をしたい、外出先でも読みたいという声が強まり、特に現在もCDやSDカードのみで提供されるデイジー図書が多いため、これらのコンテンツをスマホに転送し、外出先でも続きを読めるニーズがあった。

 これらのニーズに応えようと開発したのが、今回の「PTR3PLUS」と、iPhone向け専用アプリ「プレクストークリーダー」。
 これらの連携機能は、厚生労働省「令和7年度 障害者自立支援機器等開発促進事業」に採択されて助成を受けた。
 開発では図書館や特別支援学校などと連携したモニター評価を実施した。

 同社のプレクストークシリーズの取り組みが高く評価され、社会福祉法人日本点字図書館が主催する「第22回本間一夫文化賞」を受賞した。

 問い合わせ(電話)050・5804・1177。※平日午前9時半から正午、午後1時から5時