長野県「新型コロナ」が減。インフル増。 2024年第12週。◆来月から通常の保健・医療体制に移行。
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新型コロナウイルスの感染状況について長野県は27日、定点把握による状況を発表した。
新規感染の届出数は、定点88医療機関からの報告をまとめ、毎週水曜日に発表している。
今回は令和6年第12週・18日から24日。
全県の届出数は前回よりも141人減の516人、定点医療機関あたりは5・86人。
年代別では多い順に10歳未満が102人、30歳代が70人、40歳代が68人など。
新規入院者は減少して暫定値で85人、入院者全体は暫定値で144人、うち中等症は17人。
上田圏域は定点医療機関あたりで減少して9・00人。
佐久圏域も減少して5・63人。
佐久の医療機関と社会福祉施設で集団発生が確認されている。
インフルエンザは、届出数が3週連続増加して1723人、定点医療機関あたり19・58人。
上田は届出数が増加して378人、定点あたり47・25人で県内最多が4週連続、佐久も増加して109人、定点あたり13・63人。
県は来月以降の「新型コロナ」に対する対応として、通常の保健・医療体制に移行。
特別に設置していた相談センターや病床確保、集団感染発生時の集中的行政検査などを終了すると25日に発表した。
長野県新型コロナウイルス感染症警戒・対策本部も廃止。
入院者数の推移の公表や、県独自の「医療アラート」が終了する。