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「カバンの藤」の花が見頃! ★上田市の国分寺史跡公園にある名木。

テーマ:花だより

◆国分寺史跡公園のカバンの藤(6日)

 上田市国分の国分寺史跡公園にある名木「カバンの藤」の花が見頃を迎えている。

 「カバンの藤」は、明治13年(1880年)に「第十九銀行(現・八十二銀行)」役員の黒澤鷹次郎氏が、郷里の南佐久郡の農家からもらったフジの苗をカバンに入れて上田の本店に持ち帰って移植したことから名付けられた愛称。
 昭和51年に史跡公園に寄贈された。

 近年は樹勢が弱く「治療中」の看板が出ており、毎年たくさんの花をつけるのが難しくなっている。
 しかし、今年は見事に咲いている。
 4月30日時点で2分咲き、26日時点で8分咲き程度まで開花が進んだ。
 花の房が90㎝程度垂れ下がっている。

 漂う花の香りに「すごい」と驚く人も。
 親子で楽しむ人など、多くの人が訪れ、外国籍住民とみられる人も楽しんでいた。
 座ってじっくり眺める人もいた。