「小諸キッズレスリングクラブ」所属の井出さん全国大会で3位! 大島さん優勝!
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小諸キッズレスリングクラブ(柏木景岳監督、21人)に所属する小諸市の芦原中学校1年の井出穏さん(12)は全国大会で3位に輝いた。
出場したのは、1月に東京で開催した「第28回 全国少年少女選抜レスリング大会」6年生男子46キロ級。
井出さんは小学2年の頃、サッカーの体づくりで始めたレスリングだったが、今ではレスリングに夢中だ。
2028年に長野県で開催予定の「国民スポーツ大会」も視野に入れ、中学生で全国チャンピオンを目指す。
「まずはU―13で優勝したい。6月の全中選抜で良い結果を出せるよう頑張りたい」と決意する。
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小諸市の坂の上小学校4年生の大島凛心(りこ)さん(9)は、昨年7月に三重県で開催した「第40回全国少年少女レスリング選手権大会」の3年生女子22キロ級で優勝した。
大島さんは、兄の影響で園児の時からレスリングを始めた。
「同じ小学校の仲間と学べて、体が上手に使えるようになって、優勝もできてうれしい。将来は強い選手になりたい」と目を輝かす。
◆「教え子の活躍を夢に」井出コーチ国体への思い
1978年の「やまびこ国体」以来、半世紀ぶりに長野県で国民スポーツ大会が開催予定。
今回も小諸市はレスリング競技会場となる。
同クラブの井出優(まさる)コーチ(58)は、やまびこ国体で初めてレスリングを見たのが中学2年の時。
当時、柔道をやっていたがレスリングに興味を持ち高校で始めた。
会場となった小諸市総合体育館はのちに同クラブの練習場となった。
レスリングと出会った思い入れのあるこの場所で30年にわたり子どもたちを指導している。
「成長した教え子たちが指導に戻ってきてくれるのはうれしい」。
この春からコーチを務める小柳和也さん(28)もそのひとり。 韮崎工業高や山梨学院大、自衛隊体育学校と進み、世界選手権などで活躍した。
井出コーチは「ここはレスリングの原点。この場所を再び舞台に、教え子が選手で活躍できることを夢見ている」と話していた。