小諸市が「インバウンド誘客プロモーション」台湾など放映の番組へ協力!<小諸市議会12月定例会・補正予算案>2023
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小諸市は17日、市議会12月定例会に提出する予算案などを発表した。
一般会計補正予算案は歳入歳出にそれぞれ5700万円を追加する7号と、5億600万円を追加する8号で、補正後の総額をそれぞれ195億7200万円とするもの。
観光地域づくり事業として、インバウンド誘客を促すためのプロモーション事業の経費750万円を計上。
「コロナ禍」も落ち着き、インバウンド需要回復の現状をふまえ、市ではインバウンド誘客で取り残されないための具体的な取り組みを検討してきた。
うち500万円は、台湾のケーブルテレビで12月に放映予定のスペシャル番組の関連費用。
番組の内容はBSテレビ東京で放映されたグルメ・恋愛ドラマ「今夜はコの字で」の、原作者と出演者が小諸周辺地域を訪れる内容。
市内の店舗やワイナリー、ウイスキー蒸留所、キャンプ場などでロケがあったという。
製作側が、総務省の放送コンテンツによる地域情報発信力強化事業として企画。
長野県のインバウンド本格復帰と地域魅力発信の強化などに期待がもたれるため、市は全面協力している。
放送局は台湾の「Gold Sun」で、日本好きの人も視聴する局という。
また、国内での放送も予定されている。
詳細は、放送局のホームページなどでも発表される。
中心拠点形成促進事業として、旧小諸本陣敷地一帯の整備における経費として7号で5650万円、8号で3220万円を計上。
必要な土地や建物の取得、工事費、調査委託費などに使用し、今年度内の工事着手を予定している。
手続きの関係で定例会初日に審議するため2つの予算案に分けた。
★このほかの内容は
▽ふるさと納税寄附金増額に伴う経費に5500万円
▽農業農村振興事業に565万円。
農地の貸し付けを行った地域や経営転換する農業事業者に対し、担い手への「農地集積、集約化」を促進するための経費。
▽農産物ブランド化事業に455万円。
そばや小麦などの振興のため、農業用機械利用促進補助金に関わる補助金増額。
高収益作物の新産地形成や新商品開発に向けた取り組みのための経費。
▽企業立地推進事業に2817万円。
先進的な取り組みを行う民間事業者の初期投資を支援するための経費─など。
12月定例会は24日、開会。
12月4日から6日、一般質問。
19日、閉会。