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小諸市の水明小学校で「田んぼスケート授業」が始まる! ★40年以上続く伝統授業

テーマ:小諸市ニュース

◆田んぼスケートで滑る児童ら

【保護者ボランティアに礼】
【スケート靴棚】

 「足冷たいー、できた、楽しいけどこわいよ」―。
 小諸市立水明小学校(渡辺玲子校長)で40年以上続く伝統の「田んぼスケート授業」が今年も始まった。
 17日は1年1組がスケートデビュー。
 初の田んぼリンクに立ち、尻もちをついては何度もチャレンジした。

 北校舎裏にある学校の田んぼに地域の人らの協力で氷を張った縦30m、横10mほどの手作りスケートリンク。
 靴棚には代々使われてきた寄贈などのスケート靴がずらり。
 1年生児童はこれまで、デビューに向けてスケート靴の履き方やウェアの着替え、転び方など教室で特訓。
 
 当日は保護者ボランティアも参加して靴の履き替えなどサポートした。

 担任の大和雅教諭(43)が「みんなースケートの刃は尖ってるからね、人に向けないように刃を寝かせて、お姉さん座りしてから立とう」
「カタカナのハみたいに立ってペンギン歩きするよー」と呼びかけるた。
 氷の上でお姉さん座りしたまま立てない児童やコツを掴んで「なんかできたー」と進む児童も。
 補助の箱につかまって滑ったり、手を放してバランスをとったり転んだり、あっという間の時間が過ぎた。

 初めて滑った齋藤美季さん(7)は「楽しかった。難しかったけどもっとやりたい。箱を使わないでやってみたい」と話していた。