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「虚子・こもろ全国俳句大会」2024! ★「記念講演会」や「表彰式」を行う

テーマ:小諸市ニュース

【虚子・こもろ全国俳句大会の表彰式】
【芦原中3年の吉澤さん】
【記念講演を行った小山さん】

 第25回「虚子・こもろ全国俳句大会」は、小諸市のステラホールで「記念講演会」や「表彰式」を行った。
 同俳句大会には、海外7人を含む3400人余から9500句余の応募があった。
 主催は実行委員会(小池平一郎実行委員長)。

 応募は一般が382人で1751句、高校生が452人で1085句、中学生が885人で1981句、小学生が1713人で4754句。

 大会選者は俳人・俳句結社主宰らで、近藤柊雨さん、佐怒賀正美さん、高田正子さん、高野ムツオさん、星野椿さん、真下鮒さん、松田美子さん。

 今回の俳句大会賞は「見返す目そつと逸らして雛納」の佐藤正博さん(信濃町)。受賞者の多くが県外で、県内は3人。

★関係分の一般入選は
 ▽秀逸
 「銀嶺を遠くに置きて花の雲」の北原みゆきさん(小諸市)
 ▽佳作
 「天棚に大根の並ぶ山の宿」の井戸田盛男さん(東御市)
 「鹿除けに獅子の糞撒く鉄路かな」の工藤貢さん(小諸市)
 「郷倉の鼠返しや冬の与良」の塩川正さん(小諸市)。

★小中高生で特選・佳作になった関係分は
 ▽特選
 「葉桜に旅の終わりを見守られ」の吉澤柚羽さん(芦原中3年)
 「新緑の清水寺や通り雨」の今井那奈さん(芦原中3年)。
 ▽佳作
 「若かえで京懐石を背のびして」の丸山愛莉さん(芦原中3年)
 「春深し阿吽の仁王にっこりす」の市川舞桜さん(芦原中3年)。

 表彰式では小泉俊博市長と小池実行委員長は「藤村文学賞と並び、全国に小諸を発信する文学的な活動で、新型コロナが5類になったことから、今回は当日句も設け、以前の大会の形に戻った。参加した皆さんにお礼申し上げる」とあいさつ。

 各表彰を行い、個人だけでなく学校賞では芦原中学校などが受賞した。

 記念講演は、高濱虚子と家族が昭和19年から22年まで、小諸・与良町の小山榮一家に疎開した経緯などを、榮一の孫の小山美直さん(74)による「虚子の小諸時代と小山家」。
 美直さんは、榮一と虚子の親族が同じ職場で接点があったことから疎開につながったこと。
美直さんの幼少時に残るかすかな虚子の記憶。
高濱虚子記念館ができる経緯。
榮一が疎開を受け入れている中で米の供出を巡って特高警察に捕まったこと。
初披露のエピソードも含めて語った。

★当日句の入選で関係分は次の通り(敬称略、重複入選の場合は上位の賞のみ)。
 【窪田英治選】▽特選 董摘む幼子の背の雲速し 青木順子・小諸市▽佳作 星のミラ・小諸市、塩川正・小諸市、大根原志津子・小諸市
 【星野高士選】▽特選 名草の芽ぞくぞく黒土突き破り 小山久米子・小諸市▽佳作 木村さとみ・小諸市、大根原志津子・小諸市
 【横澤放川選】▽特選 浅間嶺を離るる雲や厩出し 大根原志津子・小諸市▽秀逸 春光や小諸の街は今日も坂 木村さとみ・小諸市▽佳作 星のミラ・小諸市、塩川正・小諸市、青木順子・小諸市、石田経治・小諸市