小諸市の小諸東中学校吹奏楽部が初の最優秀賞を受賞!「TBSこども音楽コンクール東日本優秀演奏発表会東日本Bブロック 中学校・管楽合奏部門」★美南ガ丘小学校も「小学校・合唱部門」に出場。
テーマ:小諸市ニュース


小諸市の小諸東中学校吹奏楽部はこのほど、東京都で開催された「TBSこども音楽コンクール東日本優秀演奏発表会Bブロック 中学校・管楽合奏部門」で”初の最優秀賞”を受賞した。
来年2023年1月の全国大会・文部科学大臣賞選考会に出場する。
同部メンバーは1年から3年の62人。
顧問は安部文江教諭、部長は月岡涼花さん(3年)。
「できることを精一杯」を合言葉に活動し、今年度は優秀な成績を残してきた。
夏のコンクールでは、創部以来初の東海吹奏楽コンクール進出(県内からは5枠)を決めるとともに、金賞を受賞。
また、日本管楽合奏コンテスト全国大会では優秀賞でヤマハ賞を受賞した。
こども音楽コンクールは、小中学校を対象とした全国的な音楽コンクールで、今回が70回目。
音源審査、地区大会、ブロック大会、全国大会と続き、1年がかりで選考が行われる。
東日本Bブロックには、長野、山梨、新潟、静岡の各県予選を勝ち抜いた17小中学校から約480人が参加。
部門ごとに1校が最優秀賞を受賞し、1月の全国大会に進んだ。
東日本Bブロック出場を前に、小林大真副部長(3年)、芦田川もな副部長(3年)らが市役所を表敬訪問。
3年にわたる「コロナ禍」で、活動制限やメンバー欠場など困難が多発したことに触れ「諦めずに努力を続ければ必ず道は開けると実感。最後まで粘り強く取り組みたい」と抱負を語っていた。
東日本Bブロックを終え、小林副部長は「今回も残念ながら数人メンバーが欠けてしまった中での出場だったが、お互いにカバーし合いながら、最後まであきらめずに全力で演奏した」と振り返った。
最優秀賞受賞について「本当にうれしかった。日頃から応援してくださる全ての皆さまに感謝と感動を伝えられる演奏ができた。僕たち3年生にとっても最後のステージだったが、本当に楽しく最高の演奏でしめくくることができ、あらためて支えてくださった皆さまに感謝」と喜んだ。
◇ ◇
小諸市の美南ガ丘小学校は「TBSこども音楽コンクール東日本優秀演奏発表会Bブロック 小学校・合唱部門」に出場した。
同部メンバーは3年から6年の31人。
顧問は森ゆかり教諭、外部講師兼指揮者は猿谷啓子さん。
毎年、こども音楽コンクールで成績を残しており、平成29年度には全国1位にあたる文部科学大臣賞に輝いている。
「新型コロナウイルス」感染症流行以降は、活動が影響を大きく受けた。
楽しみにしていた今年度の「NHK全国学校音楽コンクール」への出場は、断念したという。
一方、県内小中学校102団体が参加した今年度のこども音楽コンクール予選「かんてんぱぱSBCこども音楽コンクール」では優秀な合唱を披露。
東日本Bブロック出場を決めたものの、同ブロックでは惜しくも受賞を逃した。
東日本Bブロック出場を前に、土屋侑未部長(6年)、笹渕心海副部長(6年)、土屋美乃莉副部長らが市役所を表敬訪問。
3人は「部員はそれぞれ、自宅の声が響きやすいところで歌ったりして頑張ってきた。SBCこども音楽コンクールの発表はみんなで気持ちをひとつにできたので達成感があった」と話した。