小諸市で「令和4年 成人式」「令和5年二十歳を祝う会」が開催!
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小諸市で3日、午前に令和4年成人式、午後に令和5年二十歳を祝う会が市文化会館で行われ、節目を迎えた若者が大人としての決意を新たにした。
令和4年成人式は「つながり~出会いに感謝~」と題して実施。
「新型コロナウイルス感染症」の影響で1年間延期されていたため、対象は昨年度20歳を迎えた人。
対象者で実行委員会を組織し、事前準備や当日の受付や司会といった運営を、市と協働で進めた。
式典は、山下千鶴子教育長の開会の言葉で始まり、実行委員長あいさつ、小泉俊博市長や来賓の祝いの言葉、思い出動画の上映、恩師の紹介と祝いの言葉などがあった。
恒例の茶話会(懇親会)は「新型コロナ対策」のため行わなかった。

今回の実行委員長は、小諸や佐久の小中高校から仙台の大学に進んだ石田善史さん(21)。
幼少期から現在まで柔道に励んでおり、あいさつでは、柔道の父と呼ばれる嘉納治五郎の言葉「精力善用」と「自他共栄」を紹介。
「社会の仲間入りをした今、私たちは様々な人と協力し合って困難に立ち向かい、世の中をより良い方向に変えていくべき」
「挑戦すること、感謝すること、協力することを大切にし、将来小諸市に誇れる社会人になれるように邁進する」と話した。
対象者は401人(前年比10人減)、参加者数は255人(前年比94人増)、参加率は64%(前年比24%増)。
受付で、1人100円の募金に協力を求め、2万1000円が集まった。
募金は、小中学校の学校図書充実のための支援金として使われる。
このほかの実行委員会メンバーは、掛川晃世さん(副実行委員長)、小山雄大さん(副実行委員長)、大塚七星さん、掛川遥香さん、髙瀨優花さん、山浦楓さん。
令和5年二十歳を祝う会は「Nextstage」と題して実施。
成人年齢が18歳に引き下げられたため、対象は18歳の新成人ではなく当該年度中に20歳となる人。
成人式という名称は変更されている。
令和4年成人式同様に、対象者で作る実行委員会が運営に携わった。
式典では、教育長の開会の言葉、実行委員長あいさつ、市長や来賓の祝いの言葉、思い出動画の上映、恩師の紹介と祝いの言葉があった。茶話会は行わなかった。

今回の実行委員長は、地元から松本の大学に進んだ竹内海七太さん(20)。
少年期は小諸で陸上やレスリングに親しみ、中学から現在までバスケットボールを続けている。
大学では、体育教諭を目指して学んでいる。
あいさつでは「変化の激しい現代を生き抜いていくために、私たちは何ができるのか考え、失敗を恐れず積極的に行動していける力が必要だと感じている。少しでも社会に恩返しできるように、次のステージにステップできれば」と話した。
対象者は430人、参加者数は318人、参加率は74%。
100円募金は2万1675円が集まり「新型コロナウイルス感染症医療」のための支援金として使われる。
このほか実行委員会メンバーは、髙橋希美さん(副実行委員長)、美齊津琉生さん(副実行委員長)、畔上晃樹さん、飯島詢平さん、加藤悠太郎さん、中村睦さん、柳沢魁さん。