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小諸市の「小諸警察署」と「(株)大栄製作所」が「災害発生時の警察署代替施設借用に関する調印」を行う!

テーマ:小諸市ニュース

【同社の組み立て工場】



 

 小諸市八幡町の「小諸警察署」と、同市加増の「(株)大栄製作所」は、このほど「災害発生時の警察署代替施設借用に関する調印」を、同社で行った。

 大規模災害の発生により同署庁舎が被災した際、一時的に同社施設を借用して警察機能の一部を移転するための調印。
 小諸署の代替施設は、小諸市役所と小諸消防署に次いで同社が3カ所目。
 民間では初めて。

 同署は昭和48年に建てられ、県内でもとりわけ古い。
 そのため、大規模災害により警察署機能に支障が出る可能性もあるが、そうした場合でも警察機能を維持する必要がある。
 同署は、同社が地域住民のための災害対策に力を入れていることを知り、今回の調印を持ち掛けた。

 同社は災害対策に力を入れ、約5000万円の費用を投じて体制を整えてきた。
 組み立て工場などは、地震などに強い構造で、避難者を受け入れることができる。
 また、本社敷地内の延べ約100kwの太陽光発電設備と70kwの蓄電設備を設置し、停電時でも電力供給が可能。
 あわせてマットや非常食の備蓄も行っている。

 令和元年には、小諸市と地元石峠区と災害時協定を締結し、地域住民が同社に避難できるようにした。
 災害時には、同社全体で約250人の受け入れを想定しているという。

 同社の塩川秀忠社長は「本当は避難所として使う事態が来なければいいが、もし何かあればお近くの人は逃げてきて欲しいし、警察も必要であれば使ってほしい」。

 同署の柳沢将司署長は「署が万が一被災しても、市民の安心安全を守る警察業務を一日たりとも止めるわけにはいかない。(同社の)厚意で今回の調印となった。災害時に対策の充実した施設を使わせてもらえることは心強い。調印を機に、署としても改めて災害への備えに力を入れたい」と話した。