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小諸市議会が「議会からの提言書」を市長に提出! ☆12月定例会最終日の終了後

テーマ:小諸市ニュース

【提言書提出後。左から土屋副議長、丸山議長、小泉市長、田中尚公副市長】

 小諸市議会は12月定例会最終日の終了後「議会からの提言書」を市長に提出した。
 丸山正昭議長と土屋利江副議長が、小泉俊博市長に「提言書」を手渡した。

 この提言書は、今年度の行政視察の成果をもとに、今後の市の発展に向けて向けた政策提言として取りまとめたもの。
 昨年度に続き2回目の提出となるが、今回は来年度の行政視察の時期を目途に回答を求める旨を明記した。

 今回の政策提言は3項目。

 1つ目は「ふるさと納税と関係人口の増加」。
 飛騨市の、ふるさと納税を切り口に「関係人口(観光客以上、移住者未満)」を増やす施策、観光案内所「ヒダスケ」などの取り組みを踏まえてまとめた。
 提言内容は、ふるさと納税返礼品強化、関係人口増加とそれを移住定住につなげること。
 「お互い様さま」の精神を生かした地域参加と支え合いの推進。

 2つ目は「ヤングケアラー支援」で、高崎市や佐野市の取り組みをもとにまとめた。
 提言内容は、福祉分野での専門職員の配置、ヤングケアラー支援プログラムの策定と実施、ボランティア募集と活用、相談窓口設置、国の補助金を活用したヤングケアラーコーディネーターの配置、アンケート調査の活用と支援体制の強化、周知啓発活動の推進。

 3つ目は「小諸市の歴史を守り生かす街づくり」で、南越前町今庄屋宿の視察をもとにまとめた。
 提言内容は、小諸市の「歴史的風致」を維持し向上させるため「歴史まちづくり法」に基づく計画への取り組み推進、「歴史的風致維持向上計画」の認定を目指すこと、市町や本町の町並みを「歴まち」の重点地区とし重要伝統的建造物群保存地区の選定を目指すこと。

 ◇ ◇ 

 令和5年2月からスタートした第19次市議会は、議会基本条例に規定されている「政策立案及び政策提言」を行う市議会を目指すとしている。

 これまでの行政視察は委員会活動の一環として、他自治体の先進的な取り組みを調査し、小諸市の課題解決や施策に反省させる目的で実施しており「行政報告会」を開催して完結していた。

 昨年度からは、行政視察報告書の成果を精査し、市発展に寄与しようと、政策提言を取りまとめ提出することとした。

 提言書を提出した丸山議長は「(施策進捗などは)すぐに結果は出ない。今後のために、つみ重ねつみ重ねで良い結果になるのではないか。視察は報告で終わっては良くない、できるできない別としても、まとめて理事者側(市)に提出した」。
 「議会自ら動かなければならず、ただお願いするだけではいけない。議員の資質向上から持っていって、理事者側といろいろなことができてくるかと」などと話した。