<小諸市議会3月定例会・一般質問>2025 ☆「佐久平駅アクセス道路の新設整備ルート」1案に絞り進める方針!
テーマ:小諸市ニュース

小諸市議会3月定例会は、25日から27日に一般質問を行った。
5会派の代表質問と9議員の個人質問を行った。
◆青木春美議員は、全国的に懸案事項となっているクマ被害対策について質問。
冬眠が明ける時期から準備が必要との考えを踏まえ、昨年の市内の状況や、新たな対策、北海道内での出動要請拒否がニュースとなった猟友会との関係性などを確認した。
◇市側の答弁によると昨年4月以降で、林内、農地、集落、人家敷地などでの目撃。
リンゴやブロッコリーなど農業被害、個人宅の庭先で生ごみが荒らされるコンポスト被害、例年を上回る件数となった。
8月27日には人身被害が発生した。
市への情報提供があった件数は、痕跡を含む目撃情報が58件、農業被害が24件、人身被害が1件。
また、有害鳥獣用のくくり罠に誤ってツキノワグマがかかってしまう錯誤捕獲は13件。
これらの目撃や農業被害は浅間サンラインから北側の国有林までの間での発生が大半で該当する区に集中している。
今後のクマ対策については、市ではこれまでの方向性を継続し、さらなる充実を図る方針。
専門的な対応は長野県が担うこととなっている。
人とツキノワグマの住み分けができるような取り組みにより予防を中心に実施していくことが必要。
電気柵設置の補助継続、コンポストやごみの集積に対する注意喚起も丁寧に継続していく。
被害が発生した際は猟友会組織との連携を緊密に行い、被害拡大防止や必要な駆除に適切に取り組めるように準備する。
猟友会との関係は、諸事情を踏まえて信頼関係の構築に継続的に取り組む。小諸市における現場対応などは猟友会に所属する捕獲従事者に依頼し対応してきた。
◇小泉俊博市長は「早朝や夜間の対応など市民の安全確保にご尽力いただいた」としてお礼の言葉を述べた。また北海道の事例については、「自治体や警察との信頼関係が損なわれる深刻な問題と受け止めている」と述べた。
◆髙橋公議員は、小諸市と佐久平駅をつなぐ佐久平駅アクセス道路の新設整備について質問。
◇市側の答弁によると、令和5年度と6年度に新設道路を作るために必要な道路概略設計業務や交通量推計業務、費用便益分析業務の、基礎調査業務を実施。
設計業務で検討したルート案は2案。1案は佐久市で計画している常田赤岩線の終点から、市集落の西と耳取集落の東を通って千曲ビューライン県道耳取三岡停車場線に接続するルート。
道路延長は約1・73㎞、概略事業費は14億4000万円、交通量見込みは1日当たり5300台。
2案は、常田赤岩線の終点から北上して県道小諸中込線に接続するルート。道路延長は約0・93㎞、概略事業費は9億4000万円、交通量見込みは1日当たり6000台。
佐久市の計画道路と連携や、中部横断自動車道全線開通の条件下で、1案が費用便益比の数値が高かった。小泉市長は、「費用対効果がより高いルート1案が最適だと考えられる」と述べ1案中心に事業を進める方針を示した。
また、費用便益分析に現れない効果としては、防災向上や、地域の魅力向上、交流人口増に期待が持てる。
課題は、1案上には農地転用に関する規制が存在し、佐久平周辺のような開発ができる地域ではなく、集落地に隣接する住宅や集出荷場・農産物加工施設など農業関連施設が開発できる地域という点。
事業の投資効果をより高めるために、企業誘致をはじめとする農業関連施設や宅地開発などに向けた、関係部署と連携強化しながら取り組むとした。
◆竹内健一議員は、安全・安心なまちづくりに向けたインフラ整備・点検について質問。1月の埼玉県八潮市で発生した地下インフラ老朽化などが原因とみられる道路陥没事故を受けて市内下水道管老朽化の点検等は実施したかを確認した。
◇ 市側の答弁によると、市では以前の点検データをもとに、主に幹線道路で下水道管の腐食する恐れの大きい箇所について、道路管理者と連携し、道路上から道路面の陥没やひび割れの有無など路面状況について目視点検を実施。下水道の破損に起因する、マンホール周辺や路面陥没などは無かった。
☆代表質問は
▽幸笑みらい(代表者・中村美奈子議員)は、令和7年度施政方針、令和7年度予算編成方針
▽公明党(代表者・柏木今朝男議員)は、 施政方針及び第12次基本計画
▽日本共産党(代表者・掛川剛議員)は、令和7年度施政方針に掲げる学校再編事業
▽市誠会(代表者・小林一彦議員)は、小諸市総合計画第12次基本計画、 学校再編、観光振興
▽南の風(代表者・清水喜久男議員)は、令和7年度施政方針、令和7年度予算
☆このほか個人質問は
▽青木議員は、令和10年国民スポーツ大会へ向けた準備状況
▽土屋さつき議員は、学校の跡地利用、小諸市の小中学校
▽髙橋議員は、愛のりくん佐久平便の試験運行期間延長
▽清水みき枝議員は、子育てが楽しいまち、高齢者の健康・生きがい就労事業の進捗
▽田中寿光議員は、上下水道一体での官民連携、市小中一貫教育推進基本方針▽竹内議員は、ゼロカーボンシティの取組▽土屋利江議員は、安心して暮らせる福祉環境
▽小林哲子議員は、児童生徒の「国語力」、小中学生の性教育、手話言語条例を制定しその後の取組
▽早川聖議員は、誰もが安心して暮らせる小諸市にすること─など。



