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<小諸市議会9月定例会・一般質問>2025 ☆「観光デジタル施策・スマートツーリズム」独自の「デジタルプラットフォーム」構築、実装へ!

テーマ:小諸市ニュース

 小諸市議会9月定例会は4日、2日目の一般質問を行った。

◆土屋さつき議員は、7月に開催された芦原新校の基本設計に係る市民説明会について質問。実施時間などの課題をあげ、十分な意見聴取ができなかったのではないかと指摘、改善を求めた。
◇ 市側は「本来の趣旨の基本設計の説明とは違った質問や意見もあり、それに使う時間もかかってしまった。保護者が置いてけぼりというコメントがあり、保護者が意見を言いづらい雰囲気だった。今後、保護者対象の説明会、教職員を対象とした意見交換会を実施したい」と答弁。
◆また土屋議員は、基本設計の保健室や給食室などに関する意見を紹介し、設計変更があるか質問。市側は「基本設計は終えているが、実施設計のなかで変更もありえる」と答弁。

◆田中寿光議員は、移住・定住促進及び雇用促進の項目として新産業団地の取り組み推進について確認。
◇田中議員の、東信の物流拠点としての強みを生かすさらなるPRについての質問に、小泉俊博市長は、「企業誘致に取り組むうえで、かなり有力な考え方になると思う。首都圏からの利便性などに加え、県内のエリア拠点として役割を果たせる用地であることを強みとしてアピールすることが重要」と答弁。
 交通の利便性の最大限の活用、東信エリアを意識した県内拠点の新設・再編に応えられる場所、といった強みを業界向けの専門紙に広告を出したり、オンライン説明会で具体的な内容を示したりして、企業の関心を集める方針。
 また、近隣に上田や佐久や軽井沢といった大きな経済圏・通勤圏を持ち、移住者・求職者も増えているという強みを、SNSやウェブ広告などで若者世代に発信。働きやすく、暮らしやすい場所というイメージを広げ、企業の採用活動を後押しする。
 PR戦略を組み合わせ、新産業団地の魅力を強力にアピールし、多くの企業進出につなげていくとした。

◆柏木今朝男議員は、誰一人取り残さない便利で暮らしやすいまちづくりとして、観光分野におけるデジタル施策(スマートツーリズム)の取り組みについて質問。デジタルを通じて観光体験の質を高めることは、単なる誘客にとどまらず、地域経済活性化やリピーター創出につながるとし、小諸市でもデジタル技術と親和性が高い観光展開が可能と指摘。これまでの取り組みや今後の展望を確認した。
◇小泉市長は「観光分野のデジタル施策は試行段階で、観光客がより快適に小諸の魅力を体験できるよう、デジタル技術を活用した環境整備の必要性を認識している」と答弁。
 これまでの実装例では、市動物園のペンギンやムササビのYouTubeライブ配信システム構築、観光客も使用できたデジタルクーポン「こもポン」などがあった。
 今後は、観光客の利便性向上を目的としたデジタル基盤の整備から着手。主要観光地などに公衆無線LANの環境整備などを検討。多額の費用が伴うため、有利な補助金などを見極めながら効率的な事業推進を計画する。
 また、市独自のデジタルプラットフォームの構築・実装に向けた取り組みを進めている。観光情報の一元化や市内店舗案内、クーポン機能を実装したスマートフォンアプリとして開発中。
◇小泉市長は「これらのデジタル基盤が整った段階でより一歩進んだスマートツーリズムの実現を目指す。デジタル技術を活用して小諸の多様な魅力を世界に発信し、誰もが快適に楽しめる観光地として発展を目指したい」などと述べた。

◆このほかの質問は
 ▽土屋議員は、 小諸市公式ホームページ、市内小中学校
 ▽髙橋公議員は、行政経営事業について市民意識調査、市政への満足度
 ▽小林哲子議員は、小諸市の目指す平和教育、方言を地域の誇りとして次世代に継承する取組
 ▽田中議員は、財政運営
 ▽柏木議員は、スマートシティの実現、DX
 ▽中村美奈子議員は、令和6年度決算行政報告、住み続けたいまちを目指す小諸市の市民満足度向上─など。