「浅間山」の登山シーズンを告げる「山開き」2026があった! ☆小諸市の天狗温泉浅間山荘前(火山館コース登山口)で
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浅間山(2568m)の登山シーズンを告げる「山開き」が8日、小諸市の天狗温泉浅間山荘前(火山館コース登山口)であった。
県内外から約300人が参加し、新緑の登山やカモシカとの出会いを楽しんだ。
こもろ観光局(富岡正樹理事長)が開山式を開き、上田市の白蛇神社の藤森聖二社司らが神事を行った。
冬の間、里宮で祀っていた浅間山のご神体を天狗温泉浅間山荘の山﨑大地さん(33)らが担いで神職らと出発し、登山道をお祓いしながら火山館となりの奥社にご神体を移して、山の一年の安寧と山麓住民や登山客の安全を祈願した。
山﨑さんは「信開講の行者さんを子どもの頃から見てきた」といい、行者の高齢化などで困難になったご神体の担ぎ手を6年前から担う。
道中の鳥居や石碑、不動の滝などを祀る飾り付けなどの事前準備も仲間の力を借りて行っている。
セレモニーでは火入れ式やしめ縄カットを行い、富岡理事長(70)は「長野県下初の山開き。浅間山を安全に登れるよう祈念して、皆さまと一緒に浅間山を盛り立てていきたい」。浅間山を囲む市町村を代表して小泉俊博小諸市長は「いよいよグリーンシーズン。安心安全に登っていただくためにもルールを守り、大自然を楽しんで」とあいさつ。
大浅間火煙太鼓が響き渡るなか、振る舞いの御神酒で清めた登山者らが次々と出発した。年々人気が高まっている「カモシカを見るまで帰れまてんツアー」の企画には去年より15人多い約55人が参加した。
カットしたしめ縄をもらい出発した小諸市の小林泰子さん(72)は「毎年楽しみに参加している。火山館まで行きたいが無理せず体調を見ながら登りたい」と話した。
長野県警察本部や小諸警察署などは浅間山開きに合わせ、登山者に春山避難防止のチラシを配布し、無理のない登山計画や気象情報の確認などを呼びかけた。
昨年、県内の春山(4月から6月)では81件の山岳遭難が発生。
死者15人を含む93人が遭難被害に遭った。
浅間山は現在、噴火警戒レベル2で火口周辺規制のため、火口から概ね2㎞の範囲への立ち入りは禁止。賽の河原分岐点までの登山道は入山でき、眺望がよく大自然を体全体で感じられる外輪山コースは楽しめる。



