小諸商業高校2年生が「小諸未来義塾・小諸のまちづくりに向けたプレゼンテーション」を行う!★まちづくりに関する小諸市への提言。
テーマ:小諸市ニュース

小諸商業高校2年生はこのほど、まちづくりに関する小諸市への提言「小諸未来義塾・今後の小諸のまちづくりに向けたプレゼンテーション」を市役所で行った。
2年全4クラス、約130人の各クラス代表4グールプが参加。
「温泉の活用や地域のつながり強化」
「小諸の魅力を活用してつくる市民が誇りを持てる街」
「施設やコミュニティづくりとまちづくり参加による幸福度向上」
「坂を生かした巨大滑り台設置」ーなど、活気ある地域づくりに向けたアイデアを発表した。
市からは小泉俊博市長、山下千鶴子教育長、各部課長らが出席。発表後は質疑応答があり、意見を交わした。
提言は、2年生が取り組んできた地域で地域を学ぶ「地域人プロジェクト」を基にまとめた。
入学以来、小泉市長を招いての講演会、小諸市や上田市のフィールドワーク、防災や観光などを学ぶ研修旅行(修学旅行)などの学習を重ねてきたという。
プロジェクトの目的は、人が都市部へ流出する中で、若者が闇雲に都市部へ流出するのではなく、地域を知ったうえで都市へ行き、戻ってきてどのような価値を創出できるかを考える機会を作ること。
一方で小諸市は、平成28年度から、市と市内高校2校が連携した「小諸未来義塾」の取り組みを実施。
今回の提言の場づくりをはじめ、連携して地域活性化を考える活動を随時実施してきた。
目的は、市行政と学校教育の相互理解を深めるとともに、生徒の主体性を育み、地域に貢献できる人材を育成すること。
発表した同校の伊藤亜恋さんは「学習を通じ、小諸のおいしい果物など多くの魅力に気付いた。一方、市の方の意見を聞くとまだまだ知らないことばかりだと感じた。もっと学んでみようと考えた。いろいろ教えてもらえれば高校生の立場からも協力できることもありそうだと思った」と話していた。