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「氷風穴祭り」2023を小諸市の風穴群一帯で行う!★小諸市の有志でつくる「氷風穴の里保存会」

テーマ:小諸市ニュース

【小学生による体感用風穴案内】

 小諸市の有志でつくる「氷風穴の里保存会」はこのほど、第4回氷風穴祭りを同市氷地区の風穴群一帯で行った。

 風穴は、岩の隙間から冷気が噴き出す穴。
 国内外に存在し、各地で「天然の冷蔵庫」として活用されてきた。
 氷地区には、江戸時代以前から使われていた風穴が存在。
 冷気を逃さないように屋根壁を設けた貯蔵庫が10基以上存在したといいう。
 氷をはじめ、蚕種や食べ物の貯蔵が行われてきた。

 現在、数は減ったものの日本酒や漬物、果物などの貯蔵が続く。
 あわせて、見学や温度体感用の風穴も整備されており、常時解放されている。

 風穴祭りは、より多くの人に風穴に興味を持ってもらおうと毎年開催されている。
 この日は猛暑となったが、風穴に近づくにつれ気温が下がり、体験風穴入口付近が約20℃、風穴内部が約10℃。
 最深部の屋根に覆われた地点が2℃だった。

 風穴周辺では、桑の葉の天ぷらや風穴貯蔵酒などの試飲や試食。
 繭の糸遊び体験、風穴グッズ販売、採れたての地元野菜販売、イカ焼きやクレープなどの販売、ハーモニカコンサートなどが行われ、親子連れなどでにぎわった。

 今回初めて、地域学習の一環として風穴を学んだ千曲小学校3年生10人がイベントに協力。
 風穴の歴史や仕組みを説明する案内や、各販売の手伝いなどを行った。

 案内した横田晴紀さんは「風穴の涼しさは、最初は不思議だったけど、知ればなるほどという感じ」、笹沢みつきさんは「クイズを出したりして風穴を案内した。涼しさに驚く人もいた」などと話した。

 同保存会の前田富孝会長は「風穴は地質学に加え、周辺の歴史や動植物などさまざまなことが学べる場だと思う。ゼロカーボンをからめた勉強もできる」と話していた。