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長和町が来年運行開始の「デマンド交通」上田方面は丸子中央病院まで。<長和町議会12月定例会・一般質問>2023

テーマ:長和町ニュース

 長和町議会12月定例会は5、6日に一般質問を行い、8議員が質問した。

 ◆渡辺久人議員は来年に運行開始予定の町のデマンド交通の進捗について質問。
 ◇町側の答弁によると、導入を計画しているデマンド交通は、希望の場所から希望の場所へ運行するドアツードアのフルデマンド方式。
 現在の町内巡行バスの運行エリア内で、実証実験を兼ねてデマンド交通の運行を始める予定。よって町内に加え、上田方面は丸子中央病院まで、佐久方面は立科町までがエリアで、松本諏訪方面については運行予定無し。
 狭い道路に進入することも考えられるため、車両は7人乗りや5人乗りの乗用車導入も検討している。
 運行料金の想定は1乗車300円。
 高校生以下は町内無料。
 75歳以上、運転免許証返納者、対象の障がい者などは1乗車150円。

 ◆荻野友一議員は、令和元年東日本台風(台風19号)の検証と町の防災について、今後の災害に備える観点から質問を行った。
 ◇町側の答弁によると、東日本台風は町にも甚大な被害をもたらしたが、現在は農業用施設一カ所を除き復旧が完了している。
 町で発注した町道16カ所、河川5カ所、橋梁2カ所の災害復旧工事は補助率86・8%で実施。
 被害総額は4億8992万円で、復旧率は100%。県で発注した町内災害復旧工事は23カ所で、被害総額は10億9575万円。
 農地は、21カ所の復旧工事を行い、補助率94・2%で4140万円の被害総額。
 農業用施設は、56カ所の復旧工事を行い、補助率98・5%で9億3587万円の被害総額。一カ所が2月末までの工期となっている。
 このほか、下水道災害復旧工事、林道の復旧もほぼ100%完了している。
 東日本台風時には関係各所から、備蓄や情報伝達、高齢者避難などに対する意見が上がったという。
 町では、備蓄として保存食や水を配備して備えている。
 課題があった情報伝達は防災無線やFMとうみ、ホームページやフェイスブックなどの発信に加え、2月に実装予定のお知らせアプリに情報を掲載するなど、あらゆる手段の充実を進めるとしている。
 また、高齢者や障がい者など避難行動要支援者には、行動計画・個別避難計画の作成を、福祉施設などの協力で取り組んでいる。

 ◆羽田公夫議員は、国道沿いの「和田宿ステーション特産物直売所」の道の駅化の経済的効果について質問。
 ◇和田宿ステーションは、平成8年に完成した農産物直売所だったが、今年2月に道の駅に登録され、今年9月23日にオープニングセレモニーが行われた。
 令和4年度の来客数は年間4万7370人。
 今年度は4月から10月まで4万1286人。
 データが少ないが10月以降は道の駅化効果で来客数が増えたと見られている。
 10月の売り上げは、今年度はマツタケが記録的な不作だったにもかかわらず、前年度を若干上回っている。
 ◆羽田議員は「出だし好調だが、地域活性化の核としてさらに努力を重ね、特色ある施設に育ててほしい」と述べ、木橋北空き地の駐車場化などを提案。また、近隣のコンビニエンスストア閉店に伴い、地域住民が日常の買い物ができる機能なども要望した。

◆このほかの質問は
 ▽田福光規議員は、町の奨学金貸付の現状と課題、給付型奨学金の新設等の提案。町の国民健康保険や介護保険の現状と課題、保険税引き下げの提案
 ▽原田恵召議員は、下水加入区域(区域外)と合併浄化槽補助、英国セットフォードとの国際交流、旧農協長久保店の建物、最低賃金は実行されているか
 ▽阿部由紀子議員は、和田保育園と和田小学校の今後
 ▽龍野一幸議員は森林保全
 ▽佐藤恵一議員は、5期目公約の進捗説明、奨学金返還支援制度の創設、町の空き家対策─など。